強迫神経症は行動療法で治す

外出したときや、別のものを触った時に手を洗わずにはいられない潔癖症や、鍵や火元などが気になって何度も確認してしまう人は多いでしょう。これらの行動は強迫神経症害(OCD)といわれています。この原因は、脳がまちがった指令を送り続けることによって起こるとされています。


治し方はどうする?

日常的に偏在する行動のため、気に留めていない人も多いかもしれませんが、度が過ぎるとやっかいなものとなってしまいます。この強迫神経症害を、行動療法によって治すマニュアルが記された本がジェフリー・M. シュウォーツによる『新装版:不安でたまらない人たちへ:やっかいで病的な癖を治す』(草思社)です。

四段階の行動療法とは?

本書では強迫神経症害に向き合うための、四段階の行動療法が取り上げられています。第一段階としてラベルのはりかえ、第二段階では原因の見直し、第三段階では関心の焦点をずらし、第四段階では価値の見直しが提案されています。目先のことにとらわれずに根本的な原因を見直す大切さが示されているのです。こうした具体例だけでなく、過食、アルコール依存などの偏在する精神疾患への応用例も記されているので実用的な本となっています。

    
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