休養中のナイナイ岡村を救った女性

女優の酒井若菜による対談集『酒井若菜と8人の男たち』(キノブックス)が話題です。
対談の相手はジョビジョバのリーダーであり、現在は俳優、脚本家とマルチな活躍を見せるマギー、タレントにしてミュージシャンのユースケ・サンタマリア、お笑い芸人の板尾創路、サンボマスターの山口隆、俳優の佐藤隆太、バナナマンの日村勇紀、ナインティナインの岡村隆史、浅草キッドの水道橋博士という8名のメンバーです。さらにそれぞれのメンバーにまつわるエッセイを酒井若菜自身が書き下ろしています。


ていねいな作りの対談本

通常、対談本といえば、各雑誌に掲載されたものを、ひとつにまとめる方法が多く取られます。そうなると、それぞれの対談の文量がばらばらだったり、まとめる人間が異なるためテイストが異なることがあります。ですが、この本は、すべてが新しく収録されたもので、酒井若菜自身が本作りに積極的にコミットしています。そのため、ひじょうにていねいな作りの印象を受けます。

岡村隆史との絆

中でも注目すべきはナインティナインの岡村隆史との対談でしょう。2人にはある因果と絆があることが明かされます。岡村隆史は、2010年に体調不良により長期休養をしています。もはや芸能界に復帰できないのか、といったどん底にいた岡村のもとに一通のメールが届きます。そこには「私があなたを救います」といったことが書かれていたようです。メールの送り主は酒井若菜でした。ですが2人はそれまで絶交状態だったそうです。映画『無問題2』で共演したのですが、その場でちょっとした行き違いで口論となり、絶縁状態となっていたのです。映画の公開は2002年ですから、実に8年ぶりのメールです。この話は、岡村隆史はどこでも語っておらず、本書で初めて明かされています。当初の対談ではこの話をする予定はなかったようですから、まさにレアトラックスだと言えるでしょう。

    
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