メール世代の文章力養成法

人は様々な場面で文章を書くことが求められます。何かを書かなければならないのに、書きたいことが思いつかない、考えていることがあるのに、どのように言葉にすればよいのか分からない。初心者でも文章を書き慣れた人でも、そういった経験はあるのではないでしょうか。


文章は創造と描写

文章はおおまかにわけて2つの段階に分けられます。まず、書くべき内容を思いつかなければなりません。これは「創造」と言われるものです。

次に書くべき内容が見つかったら、頭の中に浮かんだアイデアを文字にしていかなくてはなりません。これは「描写」と言われるものです。

初心者は頭の中に浮かんだアイデアを書き起こす練習から始めるのがよいでしょう。では、実際にどのような練習をしたらよいのでしょうか。

描写は要約することで身につける

初心者が描写力を身につけるのに効率的な方法は要約です。効率的でシンプルな方法ですが、これを繰り返し行うと力がつきます。

初心者は、自分のオリジナルの考えを表現することにこだわるよりも、まず、ドラマや小説から学ぶことがオススメです。

具体的には、例えば自分の好きなテレビドラマや小説、ニュースの内容などを、文字を決めて要約するのです。ここでは、140字と文字制限のあるツイッターや、フェイスブックなどを使うとよいかもしれません。人に読んでもらえることで、書くことのモチベーションが上がるという効果もあります。

感想を書く

要約を書くことに慣れたら、感想を書いてみるのもよいでしょう。感想は要約とは違い、自分のオリジナルになります。頭の中に浮かんだアイデアを文章になるように起こしていきます。

技巧は身につく

文章を書く上で必要な一定の技巧は、要約などの反復練習によって身につけることができます。特別な才能の有無にこだわる必要はありません。言葉を使って表現することは誰もがやっていることであり、文章の巧拙は、明確に差が出るところではないのです。

一定の書く技術が定着することで、書くことが楽しくなり、自分の中にある言葉にならないモヤモヤをため込むストレスを軽減することにもつながります。

アイデアは出し続ける

書きたい内容はどうしたら思いつくのでしょうか。

アイデアは出し続けることが大切です。出し続けると枯渇するのではなく、アイデアを出し続けることで、次のアイデアが出てきます。また、アイデアが見える眼を持っていることも重要です。

文章力が身につけば、自分の思いを外に出すことができます。また、読む人にもよく理解してもらえるようになります。

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