新入社員がおさえておきたい「敬語」マナーの基本

新入社員研修では、敬語について教わりましたが、いざ使うとなると頭が混乱して思うように敬語がスムーズに出てこない人は多いのではないでしょうか? 今回は、新入社員がおさえておきたい「敬語のマナー」をおさらいしましょう。


敬語の種類

敬語は、相手をうやまい尊重する言葉です。従来は尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類でしたが、平成19年の文化審議会で、尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語、美化語の5種類に分類されました (敬語の働きと適切な使い方をより深く理解するために、このような区分けとなった)。

「食べる」を敬語にしてみよう!

「食べる」を尊敬語にすると、「召しあがる」になります。相手に尊敬の気持ちを表すときに、相手の動作に対して使います。「お客様が召しあがる」という言い方になります。

謙譲語は、「いただく」と言います。自分をへりくだって使います。

丁寧語は「食べます」と言います。丁重語は、謙譲語と言われ、謙譲語の一種です。小社、弊社というように自分の会社を謙遜していう使い方です。

美化語は、上品にいうときの言い方です。「お」や「ご」を付けて表します。「ご飯」「お食事」「お魚」などの使い方をします。

敬語は一度覚えると、あとは自信を持って使いこなせるようになります。敬語のテキストで練習をしましょう

種類の敬語をマスターしよう

敬語は、正しく使うことが大切です。敬語には、尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語、美化語の5種類がありましたね?

お客様に、コーヒーやお茶をすすめるときに、「どうぞ、いただいてください」は、よくある間違いです。「いただく」は謙譲語ですから、自分が食べるとき飲むときに使います。このことを理解しておけば失敗を避けられます。

「召しあがる」が尊敬語です。「どうぞ、お召しあがりください」と言うのが正しい使い方です。

尊敬語4つのパターン

尊敬語は4つの表現パターンがあります。

1. 相手の動作や行為を、尊敬を表す独自の言葉に言い換えます

食べる(召しあがる)、見る(ご覧になる)、する(なさる)、言う(おっしゃる)。

2. 相手の動作を表す言葉に「れる」「られる」を付けます

話す(話される)、来る(来られる)、聞く(聞かれる)、心配する(心配される)。

3. 相手の動作を表す言葉に「ご」「お」「なさる」を付けます

出かける(お出かけになる)、要望する(ご要望なさる)、注文する(ご注文なさる)。

4. 尊敬を表す名詞(相手)に「お」「ご」「貴」を付けます

父(ご尊父)、会社(貴社)、自宅(お住まい)、心(お心)、決断(ご決断)。

謙譲語

謙譲語は自分の動作や名詞に対してへりくだった表現として使います。

動詞の場合

行く(伺う)、見る(拝見する)、聞く(拝聴する、うけたまわる、伺う)。

名詞の場合

茶(粗茶)、品物(粗品)、妻(愚妻、同様に愚息、愚弟、愚妹)。

丁重語(謙譲語2)

丁重語は聞いている相手に敬意を表す第二の謙譲語で、丁寧語とセットで使われます。
雨が降っています(雨が降っております)、言います(申し上げます)、行きます(参ります)。

丁寧語

丁寧語は、「です」「ます」「ございます」を付け、言い回しを丁寧にします。
学生だ(学生です)、見る(見ます)、そうです(さようでございます)。

美化語

美化語は、「お」「ご」を付け、言葉遣いを上品にして敬意を表す言葉です。
お酒、お料理、お庭、めし(ごはん)、汁(おつゆ)、便所(お手洗い)。

敬語は使っていると、自然に出てくるようになります。尊敬語と謙譲語の使い分けに気をつけましょう。また、「お」「ご」と「です」「ます」「ございます」の言い回しに早く慣れましょう。新入社員の人は、早めに敬語のマナーをおさえましょう。

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参考本

「新入社員の基本がわかる86のルール(寺松輝彦)」

参考リンク

「敬語の分類が3種類から5種類へ! 敬語の新ルール」

    
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