「粗品をいただいてください」は間違い敬語! 「粗品をお受取り下さい」が正しい敬語です!

自分ではよかれと思い使っている敬語が、知らず知らずのうちに相手を馬鹿にしていることがあります。今回は、記念パーティーで配るプレゼントでよく間違えてしまうビジネス系の表現を紹介します。それは、「粗品をいただいてください」です。

謙譲語に注意!

「いただく」は「もらう」の謙譲語です。自分より立場が上の人から何かをもらう場合に使います。「粗品をいただいてください」では、お客様の立場が低くなってしまいます。正しくは、 「粗品をお受け取りください」 「粗品をお持ちください」 と言いましょう! さもないと (接客側)「粗品をいただいてください」 (お客様)「(粗品をありがたく受け取ってくださいだと…馬鹿にしているのか…イライラ→ぷっちーん)ふざけるな!」 となってしまうかもしれません。

粗品の言い方を考える

粗品は、謙譲語のため、 「粗品をお受取り下さい」 と言っても本当に粗末な品物だなと思う人は少ないでしょう。そのため、「粗品」を使うことに何の問題もありません。ただ、相手や状況によって「粗品」を「記念品」と言い換えたり、本当に気に入っている商品をプレゼントする場合は、「こちらは私が大好きな◯◯です。どうぞお受取り下さい。」と言うとより丁寧に聞こえます。相手や状況に合わせて使い分けましょう! 次の記事「聖徳太子の「冠位十二階」から始まった身分制度。敬語が始まった歴史的理由」 前の記事「「クレジットカードご利用できます」は間違った敬語! 間違えがちなビジネスシーンでの敬語表現」