「とんでもございません」は正しい敬語表現だった!

人から褒められた時に「とんでもございません」という表現を用いることがあります。よく「とんでもございません」は間違った敬語と言われていますが、正しい敬語表現なんです。敬語の指針も認めています。


実は正しい「とんでもございません」

「とんでもございません」は正しい表現方法として、敬語の指針に認められています。「とんでもございません」は、相手からの褒めや賞賛などを軽く打ち消すときの表現であり、こうした状況では使うことは問題がないと考えられています。実際、謙遜して、相手の褒めや賞賛などを打ち消すときの「とんでもございません」という言い方はかなり広まっています。

「とんでもございません」を使ってはいけないと言われていた理由

「とんでもございません」を使わない方がいいと言われる大きな理由は、

「とんでもない」

という言葉が一つの形容詞なので、この「ない」の部分だけを「ございません」に変えようとする発想に問題があるからでしょう。であれば、「とんでもない」を残して敬語を使えばよいということになります。

「とんでもないです」
「とんでもないことでございます」
「とんでものうございます」

にすればいいですよね?

「とんでもないことでございます」と混同してはいけない!

ただし、「とんでもないことでございます」は「とんでもございません」と意味が変わってきます。「とんでもございません」は、褒められたことに対し、謙遜して否定する場合の言い方です。しかし、「とんでもないことでございます」と言うと、「あなたの褒めたことはとんでもないことだ」という意味にも受け取られるおそれがあるので注意しましょう。

何はともあれ、謙遜して、相手の褒めや賞賛などを打ち消すときの「とんでもございません」は敬語として利用することができます。

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