動物に尊敬語使ってない? 間違って使いがちな尊敬語

猫やネクタイなど、尊敬語を使うべきでない対象に、間違って尊敬語を使っていることはありませんか? 今回は、間違って使いがちな尊敬語を紹介します。


動物には尊敬語を使わない

×「先生のうちには、猫がなん匹いらっしゃるんですか」

これは、猫に対して「いらっしゃる」という尊敬語を使っています。動物には尊敬語を使いません。猫だったら「いる」を使います。

◯「先生のお宅には、猫がなん匹いるのですか」

物に敬語は使わない

×「係長のネクタイは、ずいぶん派手でいらっしゃいますね」
◯「係長のネクタイは、ずいぶん派手ですね」

ネクタイに尊敬語を使う必要はありません。ただし「素敵なネクタイをしていらっしゃいますね」というように、係長の行為にかかる場合は「いらっしゃる」を使います。

交通事故には敬語は使わない

×「一方通行にしましてから、交通事故がだいぶへっていらっしゃるんですか」
◯「一方通行にしてから、交通事故がずいぶんへっているのですか」

交通担当官がどんなに偉い人であっても、悲しい交通事故にまで、あらたまって尊敬語を使う必要はありません。

自然現象には敬語を使わない

×「この部屋には、いい風がおはいりになりますね」
◯「この部屋には、いい風がはいりますね」

風などの自然現象にまで尊敬語を使う必要はありません。自然現象に尊敬語を使うと、話し手より自然現象を上にみて尊敬語を使っていることになります。敬語化すべき行動や状態の主体になるものは、あくまで人間です。

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「名詞を尊敬語として使う方法」

参考本

「「知らない」では恥をかく 正しい敬語の使い方」

参考リンク

「尊敬語の基本」

    
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