「部長が申す」は間違い敬語! 「申す」「申し上げる」は尊敬語ではなく謙譲語

「部長が申す」 「社長が申し上げる」 「(取引先の)田中様が申しておりました」 実は「申す」は尊敬語ではなく謙譲語なので、この敬語表現は間違いです。

「申す」とは

「申す」は「言う」「話す」の謙譲語として使います。謙譲語とは、自分の立場を下げることで相手の立場を上げる敬語です。今回は、「目上の人が話す」といった表現で使いたかったはずです。 しかし、「部長が申す」では、私より立場の低い部長が話しているという意味になるので間違い敬語となります。正しく表現するにはどうすればよいでしょうか?

「申す」の正しい使い方

「申す」は「言う」「話す」の謙譲語のため、 「課長に申し上げたとおり」 「以前も、申したのですが」 のように使います。「部長が申し上げる」は尊敬語のように聞こえるので間違って使っていた人は注意が必要です。また、「言う」の尊敬語を使いたい場合は、「おっしゃる」を使うようにします。敬語の変換間違いには注意しましょう! 「「言う」「話す」を敬語に変換しよう!」の詳細を調べる