丁寧語の使い方。「です、ます」型と「形容詞+ございます」型

丁寧語は、話や文章の相手に対して丁寧に伝える敬語です。多くの人が利用している「です、ます」型の丁寧語と、「です、ます」より、さらに丁寧に言う時に使う「形容詞+ございます」型の丁寧語があります。


1. 丁寧語の基本形「です、ます」

基本的には、「です」「ます」を文末か形容詞の後につけます。

「です、ます」の具体例

「次は来月だ」→「次は来月です」
「10時に起きる」→「10時に起きます」
「田中だ」→「田中です」
「熱い」→「熱いです」

丁寧語は相手を高める

「です」「ます」を文末につけることで、話や文章の相手に対して丁寧さを表現しています。このように、「です」「ます」は相手に対する敬語として働きます。

2. 丁寧語をさらに丁寧にした「ございます」

丁寧語の「です、ます」をさらに丁寧にするときは「…でございます」を使います。

「ございます」の具体例

「人事部はあちらです」→「人事部はあちらでございます」
「こちらは私のです」→「こちらは私のものでございます」
「田中です」→「田中でございます」

「形容詞+ございます」

形容詞にございますのときは言い方に注意が必要です。

「形容詞+ございます」の具体例

「…aい」の場合:「たかい」→「たこうございます」
「…iい」の場合:「おいしい」→「おいしゅうございます」
「…uい」の場合:「かるい」→「かるうございます」
「…oい」の場合:「おもい」→「おもうございます」

*「…eい」という形の形容詞はありませんのでご注意を

ございますの注意点

丁寧語には、相手を直接高める働きはないため、

「田中さんでございますか?」→「田中さんでいらっしゃいますか?」

のように、尊敬語を使ったほうがより、敬意を伝えることができます。

謙譲語Ⅱと丁寧語の違い

敬語の指針により分類された謙譲語Ⅱと丁寧語の違いは少しわかりにくいので説明します。「謙譲語Ⅱ」は、話や文章の相手に対する敬語として働くので、「丁寧語」と近い面を持ちます。違いは、謙譲語Ⅱは基本的には「自分側」のことを伝える場合に使うため、「相手側」や「立てるべき人物」の行為については使うことができませn。

一方、丁寧語は「自分側」のことに限らず、広く様々な内容を言うのに使うことができます。また、謙譲語Ⅱは、丁寧語よりも丁重な表現で)敬意は、謙譲語2のほうが丁寧語より高くなります。ただし、丁寧語の「(で)ございます」だけは、謙譲語Ⅱと同じレベルの丁重な表現です。

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