「美化語」。ものごとを美化して伝える敬語。

美化語は、ものごとを、美化して述べる敬語です。「酒→お酒」のように「お」「御」などを単語の頭につけます。「お酒・お料理」のように使います。


「お酒」は、「酒」という言い方と比較して、ものごとを、美化して述べています。 「先生は酒を召し上がりますか」→「先生はお酒を召し上がりますか」 の場合、「お酒」は、尊敬語とは違い、行為者や所有者を立てません。また、謙譲語Ⅰである「(立てるべき人物への)お手紙」などとも異なり、向かう先を立てるものでもありません。また、謙譲語Ⅱとも違って、相手に丁重にしているわけでもありません。丁寧語とも違い、は丁寧に伝えているということでもありません。ただ、 「先生は酒を召し上がりますか」→「先生はお酒を召し上がりますか」 と言うことにより、相手に敬意を示すことができます。

美化語の形「お(ご)+名詞」

美化語のほとんどは「名詞」もしくは「名詞+する」型の動詞で、「お酒」「お料理(する)」のように「お(ご)」を付けます。ただし、「お(ご)」のなじまない語もあるので、注意しましょう。おにんじんなど「野菜」やおコーヒーなどの「外来語」は「お(ご)」がなじみにくくなっています。 「ご祝儀」「ごほうび」「ご用」など、「お」の代わりに「ご(御)」を用いる美化語もあります。「ご飯」も、美化語です。

変換型の美化語

美化語にも、変換型があります。 水→おひや めし→ごはん 腹→おなか 便所→お手洗い 次の記事 「おコーヒー、おトイレ、おビールは間違った敬語! 外来語と美化語のルール」 前の記事 「変換型を利用した丁寧語一覧」

    
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