かけた電話を先に切るな! 軽視しがちな仕事のマナー

仕事や用事で電話をかけた場合、用件が終わると電話を自分から切ってしまう人は多いですよね。しかし、かけた電話を先に切るのは失礼に値します。


■電話とはぶしつけな行為である

かけた電話を、先に切る人は信じられないという経営者は多いです。かかってきた電話で、「ガチャッ」という音が受話器から聞こえると、もうこの人とは、二度と口を利くものかという気になります。電話をかけるというのは、非常にぶしつけな行為です。相手は何をしているかわからず、何か重要なことを行っている最中かもしれません。電話はそれを中断させてしまうのです。受話器を取らせたうえで、否が応でも話をさせます。

電話をかけることは、断わりもなく、人の家にあがるのと同じくらい、自分勝手なことなのです。切る権利はいつでも向こうにあり、こちらにはありません。それなのに、こちらから切るのは、マナー違反と言えます。

幻冬舎社長の見城徹さんは自分がかけた電話は、必ず相手が切るのを待ってから切るそうです。また、留守電に「電話下さい」と残す人がいます。いざ電話をかけてみると、自分の頼みごとだったりします。「ふざけるなよ」と心の中で思うそうです。その時点で見城さんはその人を見限っています。相槌を「ウン、ウン」となれなれしく打つ人も失礼極まりないです。

■名刺の渡し方

名刺の渡し方も、おかしな人がよくいます。片手で投げるように渡す人など論外ですが、取材や頼みごとに来て、会議室のテーブル越しに名刺を渡そうとする人もいます。そっちの都合で会っているのに、繊細さのかけらもありません。いきなり相手に横着をするとは、何事かと言いたくなります。この場合の横着は、無神経といえます。このような人に遭遇すると、二度と会う気はないから、早々に話を切り上げたくなります。

相手の気分を害さないためには、相手の傍らに行き、名刺を渡しましょう。相手が複数の場合は、一人ずつ名刺を配って回ります。コミュニケーションは、関係に上下があることが多いです。それをきちんとわきまえなければならないのです。こうしたことにどれほどデリケートになれるかで、相手に与える印象には、雲泥の差がついてしまいます。名刺の時点で勝負はすでに始まっているのです。

電話と名刺。何気ない行動が今後のビジネスを決めてしまいます。自分の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか?

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