身内に「課長様」と敬称をつけたときにごまかすテクニック! 電話応対で新入社員が失敗しがちな敬語のマナ

身内に「田中課長様」と敬称をつけてしまうことありませんか? 特に新入社員が失敗しがちな敬語のマナーですね。でも、電話に慣れた中堅社員もたまに間違えて敬称をつけてしまうことがあります。身内に「課長様」のように敬称をつけたときにごまかすテクニックを紹介します。


■まちがって言ってしまったら、「失礼いたしました」と訂正する

新入社員が起こしやすいまちがいに、お客様と話をしているときに身内に敬語をつけてしまうというものがあります。

お客様「恐れ入ります。私はA社の田中と申しますが、佐藤課長様はいらっしゃいますか」
あなた「佐藤課長様ですか。少々、お待ちくださいませ」

こういうやり取りです。本来は、「課長の佐藤ですね」と言うところを、お客様の言葉をオウム返しにしてそのまま言ってしまうのです。新入社員が入社して間もない4月から6月くらいまでは頻繁に耳にします。万が一、外部の人と話をしているときに、身内に敬語を使ってしまったと気づいたら、

「佐藤課長様ですか。失礼いたしました。課長の佐藤ですね」

と言い直せばいいのです。機転を利かせた対応が、何よりも大切なのです。このようなときに黙ってしまうのではなく、

「失礼いたしました。課長の今井のようになりたいと思っているものですから、つい敬語が出てしまいました」

と、正直な気持ちを伝えると好印象を与えます。

■なぜ敬語が大切か

電話で敬語を使えない新入社員が増えています。目上の人やお客様にきちんとした敬語が話せるだけで、相手からは礼儀正しいと見なされます。

なかには、「正しい敬語を使いこなせない人が多いのだから、必死になって覚えることはないじゃない」と考える人もいるでしょう。でも、敬語を使えるようにならなければ、仕事では一人前とは認められません。

上司であれば、「その言葉遣いはおかしい!」と注意してくれますが、お客様はそこまで親切には言ってくれません。黙ったまま、「あそこの会社の新人は非常識だ」で終わってしまいます。

■敬語を身につけるテクニック

1. 敬語を身につけるためには、職場でアンテナをはりましょう。意識していると耳に入りやすく、自然に身につくものです。

2. 緊張していると身内に敬語を使ってしまうことがありますので、電話応対をする前に、頭の中で言いきかせましょう。

3. バーナード・ショウの言葉にもあるように、人間の価値は話す言葉によって決まります。

4. 職場内の先輩にもきちんと日ごろから敬語を使って話しましょう。

この4点を意識すると敬語を身につけやすくなります。

社内の人間に間違えて敬称をつけてしまった場合は、きちんと訂正をすれば問題ありません。むしろ、こんな返しもあるのかと相手も感動することでしょう。

「相手に喜ばれる「電話の受け方・かけ方」 基本マナーからクレーム処理まで64のポイント(浦野啓子)」の詳細を調べる

    
コメント