省エネルックとはなにか?

日本ではこれまでに様々なものが流行り、あるいは廃れてきました。流行を目指したものの、ほとんど定着しないまま消えてしまったものもあります。その一つが省エネルックでしょう。


クールビズの先取り?

省エネルックとは、スーツや長袖ワイシャツなどの暑苦しい格好をやめて、開襟シャツに半袖の涼しい格好をしようというものです。服装を軽くすることによって冷房費などの節約になり、省エネに繋がるというものです。これは東南アジアなどのスタイルをモデルとして取り入れたものでした。

定着せず?

省エネルックを推し進めたのは大平正芳や羽田孜といった政治家です。ある意味では国を代表する存在である政治家が率先して着用することによって、省エネルックを推進しようとするものでした。特に羽田は、このスタイルを愛用していたことから、省エネルックといえば羽田孜といったイメージもありました。

なぜ定着しなかった?

では、なぜ省エネルックは定着しなかったのでしょうか。ひとつはやはり見た目の問題があったと言えるでしょう。確かに見た目は涼しげなのですが、どこか抜けたようなイメージがあるのも確かでしょう。省エネルックは、デザイン性を重視するあまりに、色がついたものもありました。さらに、現在では白色の半袖ワイシャツも登場していますから、そちらを着ればいいという流れになっています。

    
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