直感と論理をつなぐ思考とは?

思いつきというのは、悪いことのように思われがちです。特にビジネスシーンにおいては、最終的に責任をおわなければいけないものですから、ただ思いつきを垂れ流しているだけではダメだと思われがちですね。

本当なのだろうか?

しかしながら、果たして本当にそうなのでしょうか。思いつきであったとしても、そこには輝かしいアイデアの種というべきものが存在しているのではないでしょうか。そうでなければ、発展的な創造といったものも生まれないのではないでしょうか。そうしたときに必要になるのは、直感をどのように論理につなげていくのかという方法ではないでしょうか。佐宗邦威による『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN 』(ダイヤモンド社)は参考になる本です。

才能ばかりではない

直感がするどい人というのは、その人のオリジナルな才能が輝いているからであり、その人に適正があるからにすぎないと思ってはいないでしょうか。確かにその人そのものが持っていることに対しての、向き不向きといったものはありますが、決してそればかりではありません。直感力や、ビジョンを作り上げる力というのは、あとから鍛え上げられていくことも不可能ではないのです。

ステップとして見る

本書では順を追ってわかるようになっていますから、非常にわかりやすいクリアな思考を身につけることができます。それは誰かの借り物ではなく、自分の言葉で考えてアイデアを出していくということにもつながっていくわけですね。オリジナリティというべきものをどのようなステップで獲得していくのがベストなのか。その点についても本書では詳しく記されていますから、そこにおいては、非常に役立つ本ではないでしょうか。本書ではすべては妄想からはじまるとも記されています。決してそういったことは無駄ではないのです。どう論理に結びつけていくかが大事であるといえるでしょう。