なぜ、F1レーサーはコースの壁を見ないのか? 人生を劇的に変える「脳の検索キーワード」の入力法

脳の検索キーワードを変えると、すごいことが起こります。何が起こるかというと「現状では達成できないようなゴールの達成法」が見えてくるのです。人生を劇的に変える「脳の検索キーワード」の入力法を「24時間で凡人がトップセールスに変わる!コーチング営業(著:林健太郎)」より紹介します。


脳の検索キーワードを変えなさい!

私たちが日常的に使っているパソコンは、人間の脳に限りなく近くなってきています。どういうことかと言うと、パソコンのモニター上は私たちが今、現実に見えている世界で、顕在意識(認識できる世界)と言い換えられます。

パソコンの力は、モニター上に写っているものがすべてではありません。コンピュータの本当のすごさは、さまざまなアプリケーションを使って処理する力、インターネットという無限に広がる世界にアクセスできる力にこそあります。

これは、私たちの潜在意識(無意識)のような力だと言えます。現状の外側にゴールを設定し、エフィカシー(自己能力の自己評価)を高めることができると、あなたの脳は、潜在意識を使って、ゴール達成法の「検索」をし始めるのです。少し考えてみてください。

Google やYahoo! といった検索サイトは、誰でも使ったことがあるでしょう。何かを検索をするとき、まず検索したいキーワードを入れますよね。たとえば、そのキーワードに「サッカー」と入れると、画面にはサッカーに関することが表示されます。このときに、野球やラグビーなどのほかのスポーツは出てきませんし、ラーメンやカレーライスといった食べ物の情報も出てきません。

入力したキーワード通りのものが、モニター画面に忠実に表示されるのです。これは、人間の脳も同じなのです。たとえば、

「私にできる月の売上げは、50万円が精一杯だ」

と思っている人には、50万円を売上げるやり方が見えてくるし、そのお客さんが目に入るようになります。しかし、100万円の売上げのやり方は、必要ない情報なので見えません。見えないので100万円の売上げをたてるやり方はわかりませんし、できるとは思えないはずです。その一方で、

「私の月の売上げは、1,000万円だ」

と思っている人は、1,000万円のビジネスチャンスが目に止まります。しかし、50万円のビジネスチャンスはまったく目にも入らなくなります。なぜなら、その人にとっては50万円のビジネスチャンスなんて、「必要ない情報」だからです。

これが脳の持ちえている機能です。このことは、すでに多くの人が体感しているはずです。 たとえば、車に乗っている人で考えてみましょう。

「次はどの車を買おうかな」

といろいろなカタログを見ながら買い替えを考えていて、自分の気に入った車が見つかったとします。するともう次の瞬間から、意識をしなくても、その気に入った車が目に飛び込んでくる、そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

あなたが車に乗ってないのなら、携帯電話をiPhone に買い換えることを考えていたとしましょう。iPhone に買い替えようと思いたった次の瞬間から、あなたの目の前にiPhone の情報が飛び込んでくるようになるはずです。

電車の中でiPhone を使っている人、昨日まで意識していなかったiPhone のテレビCM、街中の看板にあるiPhone という文字……それらが目に止まるはずです。そうなると、ほかの携帯電話はまったく目にも止まらず、気にもならなくなってしまいます。脳は、自分の検索キーワードに入力されたものだけを見せてくれるのです。

人生を劇的に変える「脳の検索キーワード」の入力法

この検索キーワードに何を入れるかで、人生は大きく変わります。ここでもうひとつ大事なのは、「何を」入れるかと同時に、「誰が」キーワードを入れるかです。検索キーワードに影響力を与える人(キーワードを入れてしまう人)は、実はあなたの周りにたくさんいます。それは親であり、先生、上司、友達、家族などです。そんな影響を与える人たちが、

「あなたには、それは無理だと思うよ」
「あなたには、営業が向いてないんだよ」
「高望みするんじゃない! 現実を見なさい」

などと言ってくることは、往々にしてあるでしょう。それを言われた通りに脳に入力していれば、あなたは「その通りの世界」を見ることになります。周りからどんなにネガティブに言われても、あなたの望むキーワードを入力すれば、脳は「その望んだ通りの世界」をあなたに見せてくれるのです。では、その入力をすべきなのは誰でしょうか?

「? わ、私ですか?」

そう、あなた自身です。あなたが自分で選んだキーワードを入れなければなりません。これこそが、「自分の価値観で生きる」ということです。ただし、重要な原則があります。

入力するキーワードは「あなたの知らないことは入力できない」ということです。知っていること以外は入力できません。ここで「非常識に生きる」ということが大事になってきます。これまでの常識を捨て、非常識な行動をするとき、お勧めしているのが、「人間関係」を変えること。

これが最も簡単で、効果的な、あなたの検索キーワードを書き換える方法です。先ほども申し上げた通り、あなたに影響を与えるのは、周りの人間です。言ってしまえば、周りにいる人間によってキーワードが決まってしまいます。

ですから、あなたの周りにはどういう人がいるか、という環境が何よりも大事なのです。よく、「自分の知らないすごい世界を見ている人たちの中に飛び込むと、自分の世界が変わる」といわれます。

それは、「入力するキーワードが一変するから」なのです。人間関係を変えると、あなたの入力するキーワードが自然と変わり始め、またそのすごい人たちが正しいキーワードを教えてくれたりする。だから、人生が変わり始めるのです。

また自分の環境を変えると、成長するスピードが格段に上がります。私も、自分よりすごい人たちがいる環境に飛び込みを続けてきたことで、成長を続けることができました。これは自分自身の肌でしっかりと体験をしてきたことなので、間違いありません。あなたも自分にプラスのキーワードを言ってくれる人と一緒に過ごしてみましょう。

「(あなたなら)もっとできるでしょ」
「余裕だから大丈夫」

こういう言葉を言ってくれる人です。あなたは、謙遜をせずに、素直に入力すればいい。そうすれば徐々に、入力した世界があなたの目に止まるようになるのです。

なぜ、F1レーサーはコースの壁を絶対に見ないのか?

人生は面白いもので、あなたが脳に入力した通りの現実になってしまいます。ひとつ例を挙げましょう。F1に限らず、レーサーが、最初に教えられる「ある重要なこと」があります。それは、

「もしもコースアウトをしても、進行方向の先にある壁は絶対に見てはいけない」

ということ。なぜこう教えられるかというと、「壁を見てしまうと、そのまま壁に激突してしまうから」だそうです。激突を回避するためにやるべきことは、復帰したいポイントである「リカバリーポイント」に目線を移すしかないと言います。

リカバリーポイントに目向けると、その方向に復帰できるようにハンドルを切れるようになります。我々の仕事でも、これと同じことが起こります。

「これだけは、やってはいけない」
「こうはなりたくない」
「仕事でトラブルになったとき、こう対処するとヤバイことになる」

やってはいけないことや、最悪の状況ばかりをイメージすると、それが現実になります。営業においても、こういったことに目を向けるのではなく、リカバリーポイントに目をやることが何よりも大切です。こういった話はクライアントからもよく出るのですが、「こうはなりたくないのなら、どうなればいいのですか?」と聞くと、その答えが出てこないことがよくあります。

つまりこれは、「どこに行けばいいか」が脳に入力されていないので、脳は行き先がわからないのです。そのときあなたが見ているのは「こうなりたくない」という状態。しかし、「こうはなりたくないもの」が脳に入力されているので、そのままそこに突き進んでしまうのです。

カーナビでも、行きたくない所が入力をしてあったら、そこから遠ざかってもリルートを開始して、その場所への道順を示します。それと一緒です。行きたくない場所を入力してようが、行きたい場所を入力してようが、入力した所に向かう道順(やり方)しか見えないから、その入力先に行ってしまうのです。

このように、「脳の検索キーワード」を変えることで現在とは違う自分に生まれ変わることができます。自分を変えて成功をしたい人は、林さんの著書「24時間で凡人がトップセールスに変わる!コーチング営業」を読んでみてはいかがでしょうか?

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