イージーリスニングなぜ必要?

イージーリスニングというジャンルがあります。公共空間や、商業施設などでかかっているインストゥルメンタルの音楽のことです。歯医者の待合室や、喫茶店などでかかっているのを聞いたことのある人も多いでしょう。これらはなぜ必要なのでしょうか。


無音空間を作らない

イージーリスニングが必要な理由としては、無音の空間を作らないということがあるでしょう。無音空間では、人の足音やくしゃみなどの生活音などが響いてしまい、それが時としてノイズとなってしまいます。イージーリスニングは、それを埋め合わせるための音楽として存在しています。さらにイージーリスニングには、くつろいで楽しむための軽音楽という目的もあるため、とりあえず流しておく音楽として楽しむこともできるのです。

記憶に残る

さらにイージーリスニングには、このシーンにはこの曲といった定番の組み合わせがあります。天気予報でかかっている音楽、ラジオ番組でかかっている曲など、この曲を聞けばあのシーンを思い出すといった風に記憶として定着しているものも多くありますね。イージーリスニングはもともとムードミュージックと呼ばれていたものが言い換えられたといわれています。その点ではムードミュージックの方がイージーリスニングのありかたを的確にとらえているといえるかもしれません。つまりは、その場の空気を作り上げるための音楽がイージーリスニングなのですね。デパートや図書館などで閉館の時間が近づくとイージーリスニングが流れ始めます。その音楽を聞くと早くでなければといった思いにとらわれるでしょう。気軽に聞き流せるような音楽のようでありながら、人の行動を促してしまうような仕組みがイージーリスニングにはあるのです。

    
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