自分のアピールしたいことを、客観的な数字で表してみよう

自分がどれだけがんばったのか、具体的な数字で表現してみましょう。そのうえで、これだけは誰にも負けないという、自分だけの得意なことを探して、10段階の10を目指しましょう。いつまでも受け身の姿勢では、永久に認めてもらえないかもしれません。自信をもって、胸を張って「10です」といえる分野を決めて、自分を高めましょう。


「がんばりを伝える努力」を習慣づける

昇進や給料の交渉というのはなかなか言い出しにくいものです。特に日本社会ではやりづらい風潮があります。
とはいえ、こういう場面こそ自分の「がんばり」を上手に伝えなくてはいけません。
もちろん、昇進や給料を上げるかどうかも日々の習慣による「がんばりを伝える努力の積み重ね」が大きく影響します。
自分がしてきた「がんばりを伝える努力」によって、まわりがどれだけ自分のことを見ようとしてくれて、わかってくれているかによります。
なんで自分の評価は10段階のうち4で隣の同僚は6なんだろう……ということがあれば、それはやはり「がんばりを伝える努力」が習慣的にできていなかったともいえるのです。

誰にも負けない「得意分野」を持とう

そのことを踏まえ、査定や面談などの場で最後の一押しとして、上手にがんばりを伝える方法をお伝えしたいと思います。
こういう場で大切なのは、自分が絶対に認めてもらいたい部分をきちんと正確に伝えるということです。
「ここだけは誰にも負けないし会社にも貢献できている」というものを持っていれば、こういう場でもわかりやすく伝えることができるのです。

実績は具体的な数字で示せるようにしよう

さらに、どうしてそれが自分の「10」だといえるのか、実績やデータなど数字で示すようにしてください。
「私の営業の売り上げ、円高が○%進んだのにもかかわらず、昨年と比べて3倍になりました」
「市場全体ではシェアが○%縮小しているのにもかかわらず、私のクライアントの数は25人から40人に増えました」
そんな感じです。
ちなみに外資系の企業では、自分のことをきちんとアピールしなくては、いつまでたっても希望を叶えてはもらえません。わかってもらえているだろうという受け身の姿勢では、結局のところ評価をしてもらえないのです。
そんなシビアに評価される外資系企業に勤める人たちは、査定の際には細かい数字を書き込んだ大量の資料を持っていくといいます。
感覚ではなく、わかりやすい数値化された実績を示すことで、自分のアピールが裏づけされ説得力が増すというわけです。評価には数字で対応です。

まとめ

 ただ言葉で「がんばっています」と言っても相手には伝わらないのですね。自分のがんばったことがらを数字で表す、つまり客観的なデータにすることがコツなのですね。仕事にはもちろん、仕事以外の日常生活にも応用できそうです。

参考図書『なぜか好かれる人の「わからせる技術」』サンマーク出版 (2016/8/22) 著者:馬場啓介

    
コメント