逆境こそチャンスである?

ビジネスシーンにおいて、何度も逆境に遭遇する瞬間があると思います。そこで、さらにアクセルを踏むのか、引いてみるのか、行動の選択が求められることでしょう。しかしながら、長嶋茂雄が「失敗は成功のマザー」と言うように、逆境にこそチャンスが転がっているともいえます。


逆境をどう生かすのか?

河西智彦による『逆境を「アイデア」に変える企画術:崖っぷちからV字回復するための40の公式』(宣伝会議)は、逆境をどのように乗り越えてゆけばいいのか、ピンチをチャンスに変えるにはどうすればいいのかといったPR技術を40の公式に落とし込んだ本になっています。著者はもともと大赤字を叩き出していた「ひらかたパーク」のV字回復を成し遂げた人物です。実際の成功例をもとにしてあるため、より具体的な記述が可能になっているのでしょう。こうしたことは、誰しもメソッドを知りたいものですが、ほとんどが理想論であったり、理論だけのものであったりします。しかし、本書に書かれている内容はその理論を実行して回復した実例であるため、非常に参考になります。

何が書かれているのか?

本書では、どのようにしてV字回復を成し遂げたかが順を追って説明されています。まず、赤字の原因とは何なのか根本的な問題点を洗い出します。さらに、宣伝のお金がない場合にどうすればいいのかを考え、ウェブでのPRを展開しようとします。一度、PRのバズりを行うことができれば、そこから自然と知名度の輪は広がってゆきます。もちろんこれはスムーズに行った場合の結果として成功したという一連の流れのみであり、そこに至るまでの紆余曲折もきちんと記されています。

アイデアで勝負

本書に記されている内容は、アイデアひとつでピンチを成功に変えることもできるというメッセージを含んでいます。そのためビジネスシーンで活躍する人はもちろん、今まさに逆境に立たされている人にとっては、非常に力強い内容だと感じられるのではないでしょうか。

    
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