情報は整理するな! マッキンゼー流・情報感度を上げるテクニックとは

優秀な人って、情報収集能力に長けていて、集めた情報をきちんと整理できている印象がありますよね。そういう人になろうと一生懸命集めた情報を整理しよう、と思いつつも日々の仕事に忙殺され情報は貯まりストレスも溜まり……という人は多いのではないでしょうか。
しかし、マッキンゼーでリサーチャーを務めた上野佳恵さんは,毎日のトピックスや気になる記事をクリッピングすることはないと言います。情報は整理して貯めておくものではないというのです。
今回は、マッキンゼー流・情報収集のポイントをご紹介します。


◆必要な時に引き出せばいい

冒頭に言ったように、集めた情報を細かく整理しようとすると、ストレスになります。そして多大なストレスを乗り越え整理した情報も、見返すのはほんの数回でしょう。
確かに、日々情報に触れておくことはビジネスにおいて重要です。しかし、大切なのは情報量ではなく情報アンテナを張り感度を上げておくことです。そのことを意識して、むやみやたらと情報を取り入れ無駄なストレスを抱えるのはやめましょう。
インプットする情報は最低限で構いません。必要な情報は必要な時に手に入れれば関連情報も同時に入手できます。

◆プロリサーチャーの日常的な情報収集とは?

上野さんが「最低限の情報収集」に使っているのが日経新聞。1面から最終面まで一通り読みます。また、記事だけではなく、毎週新聞の下段に掲載される『週刊ダイヤモンド』や『週刊東洋経済』の広告や、雑誌や書籍の宣伝などもチェックしています。
だからといって新聞の読み方についてそこまで大きなこだわりを持っているわけではなく、忙しくて時間のない時には何日分かまとめて読むこともあるとか。
気負わない情報収集が一流です。
また、進行中のプロジェクトのテーマに関係していたり、お客さんが関心を持ちそうだと思うこと、自分が面白そうだと思うことなどがあった時には、それぞれフォルダに入れておいているそう。細かいタグ付けインデックス付けなどの整理は不要です。

◆ふとした気付きを頭にしまう

最低限の情報収集でいいとはいえ、仕事の範囲だけで情報を得ているだけでは世の中の情報ニーズ全てを把握できるわけではないし、発想も広がりません。
そこで上野さんが実践しているのが「ふとした気付きを頭にしまっておく」ということ。日常生活でも、情報は入手できます。
例えば、家事の時間にテレビやラジオをつけておけば耳からも情報は入ってきます。買い物する時に、何が大々的に売られているのか、値段はどうか、他の人はどんなものを買っているかなどチェックすれば世の中の動向が垣間見えます。
「ビジネスはどう動いているのか」「世間で話題になっていることは何なのか」と意識して見ていれば、情報の方から自分の頭に入ってきます。日々のちょっとした心がけだけでも、様々な情報を得ることができるのです。

情報感度を上げて、効果的な情報収集ができる人になりましょう。『「速さ」と「質」を両立させるデッドライン資料作成術』(上野佳恵著)ではさらに詳しい情報収集術、並びに効果的な資料作成術を紹介しています。

    
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