今さら人に聞けない言葉、「キュレーション」って何?

2、3年前からインターネットの世界で度々現れてきた言葉、キュレーションを御存知でしょうか? キュレーションは、フリー、シェアに続く概念として、アメリカでは広く使われ、日本でも今後急速に注目度が上がっていくとされています。今回は、そんなキュレーションという言葉についてご紹介します。


■キュレーションとは?

キュレーションとは、大雑把に定義すると、無数の情報の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有することと言えます。

そもそも、キュレーション(curation)は、美術館や博物館で企画や展示を行う専門職のキュレーター(curator)から由来した言葉です。キュレーションは、既存の作品、資料の意味や価値を問い直し、コンテンツを選択して絞り込み、それらを結びつけて新しい意味や価値を生む出すキュレーターの行為なのです。

キュレーションは、3つのプロセスを経ています。

1. 再定義

まずは、既存の作品などの意味を問い直します。

2. 新たな編集

次に、コンテンツを選択し、絞り込み、結びつけます。

3. 創発

最後に、結びつけたコンテンツとして、新しい意味や価値を顧客に提供するのです。

■キュレーションが生まれた背景

キュレーションが生まれた背景には、21世紀に入り、あらゆるモノがあふれ、満たされ、提供される過剰な世界になったことがあります。情報過多と言われる現代ですが、あらゆる分野でもキュレーションの概念がビジネスには適用可能なのです。

■Web上のキュレーション

一般的にキュレーションと言うと、インターネット上の情報を集めてまとめることと解釈されます。即ち、「まとめ系」のサービスはキュレーションにあてはまります。有名なのが、「Nanapi」、「NAVERまとめ」や2chまとめサイト、Twitterをまとめる「Togetter」など。こうしたサイトが現在トレンドとも言えますね。

■21世紀はキュレーションの時代

20世紀までは、つくり手がユーザーへ一方的に価値の提供をしていた時代でした。けれども、21世紀からは双方向的な価値をつくり手と受け手の双方で共に創っていく時代となるのです。

新しい概念として注目されている「キュレーション」。気になった方はもっと調べてみてはいかがでしょうか。

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