なぜマスコミの報道も鵜呑みにしてはいけないのか

テレビや新聞、インターネットなどから情報を手にしている現代人。インターネットの情報は情報元(ソース)が明確にしづらいため、鵜呑みにしてはいけない……という指摘は繰り返されていますが、実はそれはテレビ、新聞などのオールドメディアでも同じ事が言えます。マスコミの情報も鵜呑みにしてはいけない理由を今回はご紹介します。


1. 警鐘は鳴らすマスメディア

マスメディアでは、「危険」「要注意」などと警鐘を打ち鳴らすのが基本的なスタンスです。たとえ、ごく一部の人にしか当てはまらないものだったとしても、センセーショナルな話題を前面に打ち出します。そして、もしその情報が誤りだということがわかっても、「警鐘を鳴らしたのだから」と言い訳の種になってしまいます。そのようにして、「悪いニュース」を回避するための「良いニュース」だけが増幅してしまうのです。

2. 本当に「危ない」のかは二の次

こうしたマスメディアの報道の仕方、些細なことを全てに見せる報道は「危ない」ものへの警鐘としての報道として成立してしまいます。ですが、実際のところ「安全性」を伝えるためには、様々な角度から検討した上で、「大丈夫」「次も大丈夫」と証拠を積み上げていかなければなりません。

3. 報道テクニックの罠

報道のテクニックの一つに、単位を変えることが挙げられます。「この作物の農薬残留濃度は0.01ppm」と「1万ppt」とは同じ意味ですが、印象が全く異なります。報道関係者や市民運動家などは単位を変えることで量を多く見せているのです。そのため、一見すると危険な数字に見えてしまうと実際には生活を送る上では問題がない……ということは往々にして起こるのです。

東日本大震災の時など問われることとなったメディアとの関わり方、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。

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