企画力には思いやりが重要?

仕事をする上で、必要なものは企画力、発想力だといわれます。それらを鍛えるための書籍は多く出ていますが、そもそも企画力に必要なものはなんなのか。そこを根本までさかのぼって考えられる本が小山薫堂編著による『社会を動かす企画術』(中公新書ラクレ)です。


放送作家に企画力を学ぶ?

編著者の小山薫堂は、ちょっとひねた視点のおしゃれな番組を手がけることで知られる売れっ子放送作家です。著者は冒頭で「企画はサービスであり、サービスは思いやり」だと記します。それはともすれば、誰もを幸せにする企画だともいえるでしょう。もちろん会社にとって利益が出ること、自分にとってメリットがあることは重要ですが、そこにはサービスの対象者である相手を気づかう思いやりが求められるのです。

言葉を知ろう

本書では、CMクリエイターの薮内晴彦、建築家の隈研吾をはじめとした各界の識者の短いインタビューが掲載されています。多くの人の言葉の中から自分に合った一言に出会えるようになっています。こうした幅の広い構成も、また編著者が作り上げた企画であり、思いやりの結果だといえるでしょう。

    
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