「自分でやってしまえば早く終わるし、ラク」……それってできないマネージャーの病気です。

部下がいるにもかかわらず、自分で全てやってしまった方が早く終わるし、煩雑さがなくなる……そんなことをしてはいませんか? 仕事ができる30代の新人リーダーに多いこの状態。もはや「自分でやった方が早い病」です。そこで今回は「自分でやった方が早い病」の治し方をご紹介します。


■「自分でやった方が早い病」はなぜ病なのか?

仕事をする上で、「自分でやった方が早い」という考えに陥ってしまう、この病は結局、他人に仕事を押し付けないためと言っておきながら、自分の利益しか考えていません。仕事を部下に回すことは部下の成長にもつながるにもかかわらず、全て自分一人でやってしまうのは、周囲の人間とともに成長する姿勢を持っていないということなのです。

病状が悪化してしまうと、「孤独な成功者」になってしまいます。仕事を私生活に抱え込むことも多く、いつまでたっても優秀な部下を育てることが出来ず、誰も信頼できなくなります。すると、誰からも信頼されなくなってしまいます。

■「自分でやった方が早い病」を克服するとどうなるのか

「自分でやった方が早い病」を克服すると、1人が100歩ではなく、100人で1歩進むことができます。その結果、部下に優秀な人が増え、チームとして大きな仕事ができるようになります。そして、何より、「自分がほめられるための仕事」ではなく本当に求められる仕事ができるようになります。

■「自分でやった方が早い病」の処方箋

「自分でやった方が早い病」への処方箋として、まず重要なのが部下や同僚に仕事を任せるということ。仕事を任せるということは、「失敗させる権利を与えること」に他なりません。失敗は短期的に見れば成果や効率の面からマイナス評価であることは間違いないですが、長期的に見れば、育成の面から成長につながります。

自分が優秀であればあるほど、自分のやり方が正しいと思いがちです。けれども、部下に仕事を任せた以上は、部下のやり方に安易に口出ししてはいけません。

「仕事ができる」ということと、マネジメントができるということは別物です。長期的に部下の成長を望むなら短期的な効率だけを追い求めてはいけないようです。

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