人もお金もついてくるリーダーになるたった1つの方法

「人もお金もついてくるリーダー」になるためとても大切なことがあります。それは、「世の中でよいといわれていることを素直に受け入れ、実行していくこと」です。一体なぜ「素直さ」が大切なのでしょうか?


■素直さが成功の秘密

素直さは、人が成長していくために欠かせない栄養素です。水と太陽の光だけでは、よい果実は実りません。おいしい果物をつくるには、成長を高めるための栄養素が欠かせません。人もお金もついてくるリーダーになるために、何か特別なことや、人と違った奇抜なことをする必要はありません。先人のリーダーが残してくれた、よいといわれることを、コツコツとやっていけば、あなたが理想とするリーダーになれます。

スポーツでも、ダンスでも、楽器でも、歌でも何でもかまいません。名人やプロと呼ばれる人たちは、難しいと思えることを簡単にやってのけます。それを見た素人は「なんだ、簡単じゃないか。それなら自分でもできる」とチャレンジしてみるのですが、何度やっても同じようにはできません。簡単そうにできたものには大した価値はありません。すぐにできないことだからこそ、名人やプロとして評価されているのです。

だからといって道が閉ざされたわけではありません。できなくてもやり続けていれば、少しずつコツがわかり、そのうちに自分のものとして使いこなせるようになります。世の中の原理原則についても同じことがいえます。たとえば経験を積むことで、「世の中でよいといわれていることだけをやっていれば、必ずよい結果が得られる」ことがだんだんとわかってきます。

すると、いろいろなことが少しずつ素直に受け入れられるようになります。「素直であること、謙虚であることが、自分を成長させるためにどれだけ大事か?」そのことに気づくまでに、私たちはたくさんの時間とお金を無駄にします。

■名経営者も「素直な心」になるのに苦労した

あの松下幸之助さんも「素直な心」でいることに苦労されていたといいます。

「素直な心になるのは難しい。大事なことはわかっているけれど、簡単にはできない。そこで毎朝『今日一日、素直な心で無事に行かせてください』と神棚に念じることにした」(リーダーになる人に知っておいてほしいことより)

ここまででも「なるほど、深い」と思いますが、感心するのはこの先です。

「30年続けたら、素直な心で物を見られるようになるだろう。私は35年続けてきたから、ようやく初段になった。素直な心になるには、それだけ時間がかかるということだ」

あの松下さんですら、素直な心を持つまでに30年以上かかり、35年目にして初段だといいます。その謙虚さに頭が下がる思いがします。

「1日でも早くリーダーとして成長したい」と願う人ほど、素直で謙虚でいてください。それこそが「人もお金もついてくるリーダー」になるための近道なのです。

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参考本

「人もお金もついてくるリーダーの哲学(井上裕之)」

    
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