リーダーの考え方とは?

会社などの組織においては、人の上に立って社員を束ねる必要があります。当然ながら、そこにはリーダーにふさわしい人、あるいは不向きな人がいるでしょう。しかし、そうした向き不向きはその人がもともと持っているものばかりではありません。仕事をする中で試行錯誤して、リーダーに成ってゆくものなのです。

考え方に学ぶ

人の上に立つときに、リーダーはどのような考え方をするのか。その思考についてポイントを絞って解説している本が岩田松雄による『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』(サンマーク出版)です。著者の岩田松雄は、大学卒業後、日産自動車勤務を経て複数の会社で役員や取締役を経験してきた人物です。いわば、本書はリーダー経験者による実践的なリーダー本です。

精神論、哲学論ではない

しかし、本書に記されているものは、成功した人の精神論や哲学論ばかりではありません。誰でもリーダーになりうる素質があることを説いています。著者は「リーダーは弱くても良い」と言っています。必ずしもリーダーは強者である必要ではなく、さらにもともとの適正がある必要もありません。努力によって人は変わってゆくことができる、そのような力強いメッセージも含まれているのです。仕事で人の上に立つ場面において行き詰まったときには、まず手に取りたい本だと言えるでしょう。