初めて管理職になった人が犯しがちな典型的な失敗10選

株式会社武蔵野の代表取締役社長である小山昇さんが長年、経営者として部下を見てきて、初めて管理職になった人が必ず犯す失敗があることに気づきました。これから管理職になる人は予習として、既に管理職の人は、自分の仕事を振り返るチェックリストとして、活用してください。それでは、初めて管理職になった人が犯しがちな典型的な失敗10選を紹介します。


典型的な失敗10選

  1. 安請け合いする
  2. 1年先の予定を決めない
  3. 締め切りが曖昧
  4. 仕事の重要度を考えない
  5. 先に指示された仕事から着手する
  6. 部下に「頑張れ」と言う
  7. 部下に「徹底的に」と言う
  8. 「やらなくていいこと」を指示できない
  9. 部下の人数を追い求める
  10. お客様を平等に扱う

この中で特に気をつけたい項目を詳しく紹介します。

仕事の重要度を考えない

管理職として出世すればするほど、仕事の処理にスピードが求められます。となれば、仕事に優先順位をつけなければなりません。ここで初心者が犯すのが「重要度を考慮しない」という、あまりに初歩的な失敗です。

管理職になると、仕事の重要度を考えることが大切になります。管理職の上司の社長や役員はたくさんの仕事を指示します。それぞれの仕事の重要度を判断せずに、すべてに均等に力を入れると時間をムダにします。

部下の人数を追い求める

管理職になると、とかく部下の人数が気になるものです。部下の人数が多いほど偉くなった気になり、同期と比べて部下の人数が少ないと、追い抜かれたと気落ちしてしまう。愚かな考えです。上司の偉さを決めるのは、部下の人数ではなく、実績です。

では、どんな実績を追い求めるべきか。ここで勘違いしやすいのが、売り上げや利益の「量」や「大きさ」を目標にしてしまうことです。上司が目標にすべきは、売り上げや利益の「質」であり「効率」です。言葉を変えれば、より効果的に部下を動かすことです。部下10人で、営業利益1000万円を上げた上司と、部下5人で、営業利益1000万円を上げた上司、どちらが評価されるべきでしょうか。部下の人数は前者のほうが上です。

しかし、部下1人当たりの利益額は、前者が100万円、後者は200万円で、後者のほうが優れています。そして、上司として評価されるべきは後者です。なぜなら、部下という資源をより有効に活用したからです。上司として「部下の人数」では前者に劣っても、仕事の「質」が高いからです。

部下の人数より質を追う心構えは、日本の人口が減るなかでますます重要になります。お客様の絶対数が減るので売り上げは伸ばしにくくなり、働く人の確保も難しくなる。縮小する市場で、少ない部下をうまくやりくりして利益を上げる。そういう管理職が評価される傾向が強まります。

いかがでしたか? 自分に当てはまっている失敗はありましたか? 株式会社武蔵野の代表取締役社長である小山昇さんの新刊「小山昇の失敗は蜜の味 デキる社長の失敗術」では他の8 つの失敗に関する対策法が紹介されています。管理職の人はぜひチェックしてみてくださいね。

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