部下のやる気を引き出せ! 米国海軍から学ぶ人心術

今や上司からするとマネジメントが難しい時代かもしれません。ゆとり世代が若手社員として入社して以降、厳しく部下を律すると、「ブラック企業」のレッテルを貼られてしまうこともあるかもしれません。こんな時代に、リーダーシップを発揮できる上司になるためにはどうしたら良いのでしょうか? 今回は米国海軍でマネジメントを実施した著者からマネジメントのノウハウをご紹介します。


■やる気のない部下のやる気スイッチをONにする方法

やる気のない部下に対して、やる気を引き出すにはどうしたら良いのでしょうか? 厳しく叱るというムチや、報酬を追加的に与えるというアメでも、部下のやる気は引き出せません。部下をやる気にさせるには、まず部下に権限を与える際に、同時に指針を与え、その範囲内で動き回ることを許すようにしましょう。あまりにも自由度を高くすると、何をしたら良いのか部下が惑うこともあるので、指針を明らかにするのを忘れずに。そして、子ども扱いせずに信頼しましょう。そして、提案に対しては、即座に、そしてオープンにフィードバックをしてあげましょう。より良い提案に対しては賞賛を惜しみなく与えましょう。賞賛は懲罰よりもはるかに生産的なものです。部下の話に耳を傾けてアイデアを評価し、良いものだと確信すれば、それを懸命に外部にアピールするようにしましょう。

■部下の不安を収めるための方法

大小はあれど、会社内で絶えず変化があります。その変化に対して、部下が不安になることもあるでしょう。というのも、変化に理由があるものだとしても、末端の部下がその理由を把握していないからです。大切なことは、ミッションを共有することです。「知っているはず」という思い込みほど怖いものはありません。なぜ会社が変化しているかを丁寧に説明する必要があります。沈黙は社員を怯えさせてしまいます。

■リーダーシップのある上司になる方法

上司に求められるのはリーダーシップでしょう。どんなに教訓を述べたところで、リーダーシップを発揮できる上司とはなりません。リーダーシップを示すために求められるのは、「教訓」ではなく「実例」です。つまり、上司自ら率先すれば、部下は上司の例にならうはずです。上司に非がある場面では、自分自身を批判することで、部下も自分をさらけ出すようになります。部下が間違いをしてしまった場合も、部下自らが学ぶことを見守るようにしましょう。指導者として、最大の満足感が得られる場面は、他の人間の能力をひきだすことにあります。

優れた上司となるには、一辺倒にはいきません。率先してあるべき姿を示す上司となってみましょう。

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