キリンビール・マーケティング部が優れたチームになったマネジメントの秘密

チームを作るというのは簡単なことではありません。新年度を迎えて、新たにチーム作りを任された方や、新しいチームに配属された方もいることでしょう。自分が所属しているチームをより強いものにするためには、一体何が必要なのでしょうか?今回は、キリンビールのマーケティング部をご紹介します。マーケティング部は競争の激しい清涼飲料業界を勝ち抜いてきた最強のチーム。きっとチーム作りの参考にすべき点が見つかるはずです。キリンビール・マーケティング部が優れたチームになったマネジメントの秘密を紹介します。


■従来とは異なるチームメンバー

キリンビール・マーケティング部では従来の縦割り組織体制ではなく、開発・営業・広告・資材といった部署ごとに担当を募り、ひとつのチームとして商品開発を進めるチームの体制を取ります。また、社外からもフリーランスのデザイナーやコピーライター、広告代理店の営業マンなども、チームメンバーとして加えています。そのため、課題を共有し、真剣に意見を戦わせながら、一緒に考えていく体制が作られます。

■水と油を選ぶ人選

価値観が近い人間同士が集まって仕事をすると、チームはまとまりやすいかもしれません。けれども、気の合う人を選んでチームを組むのはやってはいけません。タイプの違う人間の長所と長所が掛け算されてこそ、斬新なイノベーションが生まれやすくなるのです。気の合う人同士のぬるま湯体制では、イノベーションは生まれません。

■意思決定の方法とは

チームに社外の人間、社内の人間がいたとしても、仕事を発注する側、受注する側といった妙な上限関係はありません。開発者たちと、クリエイターや職人たち同士で対等にお互いのモチベーションを高め合う関係を築いています。そんな関係では、意見が割れる時もあります。その時には、最終的には開発から、宣伝、営業など全業務に携わる確信犯的リーダーが決めます。民主主義の進行や合議制では、斬新なアイディアは生み出されないのです。

革新的なチーム体制をとっているキリンビール・マーケティング部は、他のチームとは一線を画しています。優れたチームを作るのは簡単なことではありません。しかし、キリンビール・マーケティング部のチーム作りと新しいマネジメント方法をこれからのビジネスの参考にしてみてはいかがでしょうか。

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