地方の小さな店こそ最新技術を使い倒せ!【シャッター商店街の逆襲マーケティング1/4】

バイパス沿いには中央資本のショッピングモールと大型チェーンストア。小さな駅前には個人経営店の商店街がシャッターを閉ざしている。実に、97%以上の日本人が「この風景」のなかで生きているとも言われる。そんな商店街の店主はこういう。

「最新のプロモーション?立派なマーケティング理論?うちみたいな店じゃ使えないよ」

本当でしょうか?

「大型ショッピングモールVS小さな商店街の戦いの勝敗は、すでに決している」

本当にそうでしょうか?

実は、地方の小さな店こそ最新技術を使い倒すべきなのです。それこそが逆襲のための強力な武器になります。


■大手のO2O戦略

O2O(オンライン・トゥ・オフライン)とは、ネット上(オンライン)での集客をリアル店舗(オフライン)に引きこむという戦略で、スマートフォンの普及によって一気にこの戦略が脚光を浴びるようになってきました。

コンビニのLAWSONや大型スーパーのイオンなど、大手はいち早く割引クーポンやGPS機能、LINE公式アカウントを使ったO2O戦略を取り入れて集客に繋げています。

■現実問題としてO2O戦略は費用がかかる

しかし、大手のO2O戦略を小さな店が真似をしようとしても難しい。なぜなら、莫大な費用がかかるからです。それに、大手にはメーリングリストやTwitter、Facebookページのフォロワーなど既存の顧客リストが大量にあるので、そこに流してしまえばリアル店舗に引き込みやすい。しかし、小さな店にはそもそもそのリストもありません。

■小さな店はO2O2O戦略で行け!

そんな小さな店でO2O戦略を実践する場合には、大手よりももう一手間必要になります。たとえば、「スマホ入門講座」のようにまずはリアル店舗で集客します。その集客したお客様をネット上のTwitterやFacebook、LINEなどのソーシャルメディアに引き込み、ここでお互いに繋がってもらって自分の知り合いにシェアしてもらい、ネット上で大きな数になったところで、またリアルに引きこみます。

つまり、通常大手がとるO2O戦略に、リアル店舗からネットに流す(オフライン・トゥ・オンライン)という手間が加わるので、小さな店の戦略は、結果的に「O2O2O戦略」になるということです。

■スマートフォンの普及は小さな店にとっての大きなチャンスだ!

今や地方でも多くの人がスマートフォンを手にしている時代です。そして、考えてもみれば、TwitterもFacebookも公式アカウントを作るのは無料です。そして、LINE@というサービスは月額5000円程度で利用できます。つまり、最新技術の普及は、そういったコストを格段に下落させたことになります。諦めずに、小さな店でも最新技術を積極的に取り入れることによって、逆襲のための道が開かれます。

次回はシャッター商店街が逆襲するためのポイント、「既得権益」についてお話ししましょう。

第2話はこちら!

「なぜ小さなコスメ店が大型ドラッグストアに逆襲できたのか?(中沢敦)」の詳細を調べる

    
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