斜陽出版の「Webでできない」マーケティングとは

出版不況、斜陽産業と言われている出版業界。書店での売上も落ち、つぶれてしまう本屋さんや出版社も、年々増えています。しかし、出版不況だからこそ、書店でのマーケティング戦略が本の売れ行きを左右します。そして、今本屋別でPOPが違うという「Webでできない」マーケティング戦略が話題となっています。


本屋別でPOPが違う!?

本屋さんに行くと、本の宣伝をするPOPがあります。このPOPには書店さんが作るもの、出版社や著者が書店に配布するものがあります。基本的には、どの店舗でも同じPOPが使われています。しかし、翔泳社で出版された「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?」は、店舗別でPOPが違います。

紀伊國屋本店(新宿)、新宿西口のブックファーストなど書店別でPOPが違います。しかも、面白いのは、各書店で待ち合わせをするべき理由が3つ紹介されています。さらに、60店舗をPOP作成対象とするほどの手の込みようです。

紀伊國屋本店のPOP紹介

それでは、本屋の定番でもある紀伊國屋本店のPOPの中身をみてみましょう。POPの表側には、

「新宿の待ち合わせをするなら紀伊國屋 本店が大正解!理由を3つ、説明できますか?」

と書かれています。そして、POPの裏側に正解が書かれています。正解は、

「50年続く待ち合わせの定番スポットです」
「朝から夜まで、新宿の多彩な顔が見られる場所」
「新宿で待ち合わせと言えば、アルタか紀伊國屋書店!」

本屋好きなら「わかる〜」と納得の理由が紹介されています。

「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?(著者:臼井由妃)」の店舗別POPは、新宿西口ブックファースト、紀伊國屋本店、ラゾーナ川崎ジュンク堂など大型店舗を中心に展開されています。今回紹介したマーケティング戦略の考え方は、プレスリリースなどにも応用ができます(プレスリリース配信先別にプレスリリースを変えるなど)。気になる人は、本屋さんへ出かけて本当に店舗別でPOPが違うのかチェックしてみてはいかがでしょうか? 

「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?」の詳細を調べる

    
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