デザイン思考の先をいくものとは?

デザインと聞いてどのようなイメージを浮かべるでしょうか。見た目においてスタイリッシュな何かといったものから、誰もが使いやすいように設計されたユニバーサルデザイン、あるいはシンプルなデザインといったものがありますね。しかしながら、日本人のデザイン感というのは、こうした見た目や使いやすさといったものに縛られすぎているところもあるにはあるでしょう。

デザインの本来の意味とは?

そのようなデザインの本来の意味について考えさせられる本が各務太郎による『デザイン思考の先を行くもの』(クロスメディア・パブリッシング)です。著者は日本の大手広告代理店である電通を経て、アメリカの大学院でデザインを学んだ人物です。著者はそこにおいてデザインの考え方を根本的に考えさせられることになったそうです。何がデザインの違いなのでしょうか。それは日本とアメリカのカルチャーギャップといったものとして、あるものなのでしょうか。もっとも、ほかの何かなのでしょうか。

未来をどうするのか

本書においてもっとも重要なデザインのキーワードは、未来はどうなるか、ゆえにどういったデザインが受けるだろうかといった消極的な意味合いばかりではなく、具体的に未来をどうしたいのかといった能動的な態度ということです。いわば、これはデザインばかりではなく仕事にどのように向き合っていくかというモチベーションの持ち方についても重なってくると言えるでしょう。そうして見るとデザインは生活に密着したものだともわかりますね。