「くまモン」みたいにキャラクター事業を成功させる方法。「くまモン」が成功した5つのマーケティングポイ

ゆるキャラとして大人気の「くまモン」。その人気にあやかろうと多くの地方がゆるキャラに取り組んでいます。では、どうすれば「くまモン」みたいにキャラクター事業を成功させることができるのでしょうか?「くまモン」が成功した5つのマーケティングポイントを紹介します。


「くまモン」になりたい

「うちもくまモンみたいなキャラクターを作って展開していきたいのですが、どうしたらいいですか?」
「今度うちでもゆるキャラを作って活用しようと思っているので、くまモンの話を聞きたいんです」

しかし、熊本には、人気キャラクターを作ろうというはっきりした考えが、最初からあったわけではありません。先に戦略があって、キャラクターが後からポコッとできたのです。そこでこのキャラクターを最大限活用しようとしたに過ぎません。

「くまモン」が成功した5つのポイント

しかし、「くまモン」を振り返ってみればこれがポイントだったというポイントがあります。

1. ターゲットを明確にする
2. TPOに合ったメディア戦略
3. SNSの最大限の活用
4. 「くまモン」の爽快な動き・表現の豊かさ
5. 「くまモン」を活用したPR・広報へのトップの理解と支援

中でも最後のポイント「トップの理解と支援」は重要です。ブランド戦略にあたっては、トップの熱い思いがなければならないのです。

「くまモン」ブランドづくりで必要な3つの要素

「くまモン」ブランドづくりで必要な3つの要素として、まず、よいものでなければブランディングできません。そしてプロフェッショナルなチームが必要です。そしてもうひとつ、トップの熱い思いがなければなりません。この3つの要素がそろえば、ブランドは必ず生まれます。

その他の「くまモン」成功のポイント

この他にも成功のポイントをいくつか挙げれば、ひとつは、組織の枠にとらわれず連携ができたことでしょうか。行政に限らず組織が大きくなれば、ある課で何かを始めたら、それはその課の仕事であって、他からは協力が得にくいものです。この点、今回の新幹線開業に関連した各課の仕事については、そんな縦割りの縛りがありませんでした。「くまモン」が組織間の垣根を壊してくれたとも言えます。

また県全体のPR経費は、それほど多いほうではないですが、ゆるキャラに限定すれば、「くまモン」へのPR経費は全国トップクラスかもしれません。九州新幹線全線開業に向け予算を一点に集中投下したことで、効果が見込めたと言えます。

そして、企業に「くまモン」の商品への利用を無料で許諾したことです。そのおかげで衣類、文具、食品、雑貨等々、さまざまな業種が一斉にさまざまなグッズを作成するようになり、それに人々が目を留めたり購入したりすることで、さらに「くまモン」の人気が高まるというサイクルが回り始めたのだと思います。

ゆるキャラやキャラクター事業を成功させたい人はぜひマーケティングの参考にしてください。「くまモン」研究は欠かせません。

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