資料作りでビジネスパーソンがやりがちな4つの失敗

連日の会議のプレゼン準備に、連夜パソコンと向き合っている方も多いと思います。「強調したい部分があるから文字を大きく…」や「図表をたくさん使ってインパクト重視で…」と、ちょっと待って! 色をたくさん使ったり、過激なアピールをしても、正しく伝えたいものが伝わるとは限りません。

今回は、ウジトモコさんの著書『視覚マーケティング戦略』より、プレゼン資料のデザインやレイアウトを行う時に、ビジネスパーソンがやってしまいがちなミスを紹介します。


◆異なるフォントの文字を多用

強調したいコピーや文章にはインパクトの強いフォントを使いたいもの。だからといって、コロコロいろんフォントを使っていては統一感がなくなってしまいます。そのため、資料作りの時に使うフォントは絞りましょう。

特にオススメしたいフォントは「ゴシック体」。様々な種類がありますが、どのゴシック体も線の太さがほぼ均一で、視認性に優れているのです。ビジネス書類に適しているので、この書体をちゃんと使うことから始めましょう。

◆使う色に一貫性がない

色についてもフォントと同じく、使う色は絞りましょう。ビジネス書類のデザインであれば、白地ベースに設定し、他に使うのは2色までです。ブランドやプロジェクトのロゴに使われている特徴的な色を用いると、好印象です。また、文字の色も「ノセ(黒色の文字をそのまま使う)」か「ヌキ(白い文字を使用。白抜き)」の2つに限定しましょう。

◆図表や文章が詰め込まれ過ぎ

図表や文章をスライドや資料に載せる時も注意。あれもこれも伝えたいといって、やみくもに情報を載せると、反対にどこに注目すればよいかわからず、印象に残りづらくなります。

スライドの場合、1ページに伝えたいタイトルは1個、写真も厳選して1枚、写真の代わりのグラフも1つが理想です。その他の資料でも、あくまで文章は短く、図表も簡潔に。シンプルなフォーマットが望ましいのです。

◆自己満足のデザインに終始してしまう

「はやりのフラットデザインを意識!」「インフォグラフィック風に図表を多用した!」などと、自分の好みに合わせて資料を作成していないでしょうか? このようなデザインやレイアウトを行う場合にやりがちなことは、「デザインが誰に届けば良いのか」を見失うことです。資料を見るのは誰か、プレゼンで好印象を与えたい相手は誰か。「誰のためのデザインなのか」を重視し、相手の立場に立って、資料を作ってみましょう。

ビジネスパーソンの皆が皆、デザインを学んでいるわけではありません。しかし、せっかく資料やスライドを作成するのですから、相手に少しでも良い印象を与えてプレゼンを成功させたいもの。以上の4点に注意するだけでもガラッと変わりますよ。

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