刺さる言葉を見つける

「全米が泣いた」これは、映画の宣伝の常套句であると言えます。しかしながら、本当に全米が泣いているのか、疑問に感じてしまうのも確かでしょう。しかし、このキャッチコピーはもはや伝説、レジェンドの域に達しています。


コピーライティング術の本

五明拓弥による『全米は、泣かない。』(あさ出版)はコピーライターの登竜門とも言えるTCC新人賞を芸人ではじめて受賞した著者が、第一線で活躍するさまざまなクリエイターたちと語り合った本です。五明拓弥はお笑いトリオのグランジのメンバーとして活躍する一方で、CMプランナーとしても活躍しています。◯◯芸人は数多くいますが、コピーライター、CMプランナー芸人というのは珍しいのではないでしょうか。

話を聞く

本書はいわば業界の表と裏と双方を知り尽くした人物による実践的な広告論だと言えますね。さらに広告もお笑いも、人に伝わる言葉やネタで勝負をかけるというものがあるため、共通するものがあるのでしょう。これは芸人のよくある本ではありません。あらゆるシチュエーションに役立つものがそこにはあると言えるでしょう。

又吉直樹との対談も

さらに本書の巻末には又吉直樹との対談も収録されています。芸人初の芥川賞作家となった又吉の言葉を後輩の五明はどう受け止めているのか気になるところです。お笑いばかりではなく、広告や言葉の法則といったもの、クリエイティブなものに興味がある人は手にとってみてはいかがでしょうか。

    
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