ネット時代のヒットの法則とは?

現在、インターネットに関して多くのマーケティング本が出ています。これまでのようにマスに広く訴えて売るものから、個人をターゲットとする方向にシフトしてきているとはよく言われています。


コミュニティ論が基本

佐渡島庸平による『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~』(幻冬舎)はインターネットサイトの書籍レーベル、NewsPicks Bookのひとつです。本書は『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』『君たちはどう生きるか』といった数々のヒット作を手がけた編集者によるマーティング論、コミュニティ論をまとめたものです。まずは、現代のコミュニティの場について語られています。

人々は孤独になった?

インターネットはお互いが結びついていくつながりのメディアです。しかし、その分オンラインでの交流に重きが置かれ、ご近所同士の昔ながらの付き合いなどがなくなってきたと著者は説きます。そんな現代にあるのは孤独であり、居場所を求める姿勢です。それでもインターネットは孤独を癒やすような場所にはなっておらず、むしろその孤立感を高める場所だともいわれています。そのような時代において、誰もが知るところのヒット商品を出す難しさについて著者は説き、ヒットの源泉となるコミュニティの存在の重要さを記します。マーティング論とコミュニティ論の双方がセットになったオトクな一冊に仕上がっていると言えるでしょう。

    
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