感情に訴えるマーケティングは夜のキャバクラに学べ!

すべての消費者を対象にして、画一化された方法を用いて行うマス・マーケティングに比べて、One to Oneマーケティングやエモーショナル・マーケティングなど、多様な顧客のニーズに合わせて、多様なマーケティング手法が存在します。これらのマーケティングのお手本は、実はなんと夜のお店、キャバクラにあったのです。今回はキャバクラに学ぶマーケティング術をご紹介します。


■キャバクラはマス・マーケティングが通用しない

キャバクラの営業電話では、マス・マーケティングは通用しません。誰にでも「淋しかった。今日、会いに来てくれる?」と言うのが正しい業界ではないからです。人それぞれ、嗜好が違うので、営業電話のかけ方はモチロン変わっていきます。つまり、キャバクラは顧客認識して各人に対して、相応のサービスを提供するOne to Oneマーケティングを展開している具体例なのです。

■論理ではなく感情に訴える

通常のマーケティングは顧客のニーズを把握し、そのニーズを満たす商品を販売していく手法がとられます。けれども、キャバクラは顧客の感情に訴えて勘定を支払ってもらうエモーショナル・マーケティングを実践しています。このエモーショナル・マーケティングはニッチ市場の開拓にも一役買うのです。

■他にもあらゆる心理術が隠されている

キャバクラは顧客と擬似恋愛を楽しむ場所です。けれども、疑似恋愛と知りつつ顧客がはお金を使うのはなぜでしょうか?それは、自分を褒めてくれた相手に対して好意を抱くという「好意の返報性」という心理的な効果があるからです。他にも、キャバクラでは心理術が使われています。例えば、キャストは一度に長時間いてもらうことよりも、短時間でも何度も来てもらうことを選びます。というのも、人間は会う回数が多いほど好感度がアップする「熟知性の効果」を利用しているからです。
 
キャバクラには実は顧客を掴むメカニズムがあったようですね。今度、キャバクラに行ってみた時は、マーケティング術や心理術に注意して接しててはいかがでしょうか。勉強になるかもしれません。
 

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