貧乏から抜け出すアイデアを考えるにはヒマになることが大切だった

時間に余裕がないと、人間、モノを考えられなくなります。ヒマがないから人は貧乏になってしまいます。 「貧乏ヒマなし」というのは、貧乏だからヒマがないと思っている人が多いですが実はヒマがないから貧乏になるのです。今回は、貧乏から抜け出すために必要な考え方を紹介します。


■ヒマは大切

ヒマというのはとても大切です。ジムに行って身体を鍛えるとか、気分転換に旅行に行くというのは、ある種の予定であって、本当のヒマは「予定のない予定」のことを意味します。何かをするための時間ではなく、何もしないための時間です。そういう時間があれば、人間はモノを考えます。しかも、長いスパンで考えられるようになるのです。

人間の脳みそは、四六時中何かを考えるようにできていて、家でテレビを見ていても、すごくおもしろい映画を観ていても、頭の中ではいろいろな考えが浮かびます。九割くらいはストーリーを追っていても、残りの一割は何か別なことを考えているものです。彼女と二人で観ていたら、映画が終わった後にどうやって部屋に連れていこうか、そればかり考えているかもしれません。

■予定を詰めるな

しかし、予定が詰まっていると、当然ながら、その予定のことばかり考えるようになります。でも、ヒマがあると、「さて、何をしようかな」とそこから考えるようになります。女のことを思い出してみたり、仕事で気になっていることを思い出してみたり、 10年後のことを考えてみたり、原発問題を考えてみたり、いろいろなことが頭の中に浮かびます。そうしたときに、ふとビジネスのアイデアが浮かんだり、長期的なビジョンを見直したりするのです。

自分がやりたかったのは本来こういうことだった
でも今の仕事は違う方向に向いているから軌道修正しなければいけない

このような振り返りは、じっくり考える余裕がある人にしかできないのです。

目の前の予定が詰まっていると、次の30分、次の1時間の予定を消化していくことで精一杯になってしまうのです。予定を詰め込むのではなく、この案件はキャンセルして、こっちに集中しなければいけないといった取捨選択をしなければいけません。そのためにも、ヒマが必要なのです。

ヒマがあれば、アイデアが出てきたり、方向性を確認して優先順位を変えることができます。入ってくる予定を全部受けて優先順位をつけないでいると、忙しすぎて、自分が何を目標にはじめたのか、振り返る時間を失ってしまいます。ヒマがないから、自己投資する時間もないし、心をリラックスさせる時間もなく、10年後、20年後のことを考える時間もなくなり、結局何も生み出せないのです。貧乏から抜け出したいなら一度ヒマを追求してみてはいかがでしょうか?

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