脳科学者茂木健一郎が教える、創造性の生まれ方

これからのビジネスシーンで必要とされるのは、既存の枠を打ち壊すための創造性、クリエイティビティだ……といった無責任な言葉をよく耳にしませんか? 実際のところ、新しいアイディアがパッとひらめく創造性はどのようにしたら良いのか皆目検討がつかないことも。そこで今回は、お馴染みの脳科学者茂木健一郎氏の著書から創造性の生まれ方をご紹介します。


■アイディアはどこから生まれるのか?

新しいアイディアを生み出す時に人間の脳の中で起こっていること、それは前頭葉と側頭葉の会議です。前頭葉は、運動の遂行や生存のための意欲などを司る部分である一方、側頭葉は聴覚や記憶、経験などを司る部分です。新しいアイディアを生まれる時には、前頭葉の「何かない?」という呼びかけに対して、側頭葉に「これはどう」と返し、前頭葉が「これだ!」と思った考えが導き出せた時なのです。

■創造性を持つのに必要な3要素

前述したように、前頭葉と側頭葉の協議の中で新しいアイディアは生まれます。そのため、側頭葉が司る体験の蓄積が多ければ多いほど、そして、前頭葉の何かしたいという意欲が強ければ強い人ほど創造性が高いのです。そのため、創造性が生まれるのには、3要素が必要です。

  • 意欲
  • 経験
  • 準備

■準備も大切

人は、意識下では一度に1つのことしか処理できませんが、無意識下では、並列的に複数のものを処理できます。水面下にある無意識を膨らますと大きな創造性が生まれるので、無意識を耕すとアイデアが湧きやすくなるのです。そのために、日頃の情報収集や知識の蓄積といった準備が大切になります。以上のことから、創造性の源泉は「意欲×経験+準備」となるのです。

脳科学的には、意欲、経験、準備の3要素が重要なようです。新しいアイディアが求められている時には注意してみましょう。

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