コンテンツ業界のからくりは?

ネット関係の仕事の中でも、コンテンツにまつわる仕事を志望する人は多いでしょう。しかし、コンテンツ業界ほど、日々移り変わりが激しい世界はありません。そんな業界の最新動向を知ることができる本が、中野明による『図解入門業界研究 最新コンテンツ業界の動向とカラクリがよくわかる本[第3版]』(秀和システム)です。


図解でわかりやすい

本書の特徴は図解があることでしょう。コンテンツ業界というのはアニメ、音楽、ゲーム、ウェブなど多岐にわたります。それをずらずらと文字で解説されても疲れてしまうだけです。図によってぱっと開いたところから目でわかるようになっています。いわばこれは、コンテンツそのものに求められるキャッチーな訴求力とも重なるものがあるでしょう。わかりやすくなければ、人には受け入れられない。わかりやすくなければ人は離れていってしまう。そんなコンテンツの極意を表したものであるといえるかもしれません。

これからはコンテンツ?

コンテンツ業界は、世界的にも注目されています。従来の日本はものづくりの現場として知られていましたが、今、メイドインジャパンといえばアニメや漫画などの、オタク系コンテンツであるといえるでしょう。これらのコンテンツはクールジャパンブームとあいまって世界的に消費されています。

モバイルコンテンツも

さらにコンテンツとは、マンガ本やレコードといった具体的なもの、マテリアルではなく、オンラインで展開されるモバイルコンテンツも注目されています。そうしたメディアに注目した記述もある一方で、ネット上のコンテンツの蔓延とそれに関係する著作権ビジネスの最新動向についても解説がなされています。実態がよくわからない。さらには、どんどん変化を遂げているコンテンツ業界の「いま」をまずはとらえるために、本書は必携の一冊であるといえるでしょう。

    
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