雪見だいふく、食べるラー油に共通する「アイデアの魔法」とは?

アイスの定番「雪見だいふく」、ブームから新しい市場を作りだした「食べるラー油」などヒットした商品にはあるアイデアの魔法がかかっています。なぜ、「雪見だいふく」と「食べるラー油」はヒットしたのでしょうか?


今あるものを「ひっくり返す」

アイデアを生み出す魔法に「ひっくり返す」という考え方があります。これまで当たり前だと思っていたものをひっくり返すのです。

たとえば、それまで「表」だったものを「裏」にしてみたり、「常識」だと思っていたものを「非常識」なものに変えてみたり、「あって当然」だと思っていたものをなくしてみたりすることで、思いがけない新しい価値が生まれることがあります。

胸を小さく見せる?

ワコールがインターネット限定で発売した大きな胸を「小さく見せるブラ」が話題になりました。それまで、胸は寄せて上げるもの。つまり「胸を大きく見せるブラジャー」の開発に力を入れるのが、下着メーカーにとって常識でした。

一方で、

「シャツのボタンの隙間が気になる」
「胸が大きいと太って見えてしまう」
「胸をコンパクトに見せ、洋服をキレイに着こなしたい」

という女性の潜在的なニーズがありました。この隠れたニーズに対応した大きな胸を「小さく見せるブラ」はまさに逆転の発想から生まれたものです。
胸が大きなことに悩みを抱いていた女性の心をつかみ、ブラジャーの世界に新しいジャンルをつくりだし、確実に売れ続けているそうです。

「食べるラー油」と「雪見だいふく」の共通点とは?

桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は、

「食べるラー油」

という「ひと言」で、それまでは調味料だったラー油を「ごはんのおかずとして食べるもの」に変えてしまいました。このひと言で、ラー油の新しいジャンルをつくり出し、今では定番化するまでの存在になっています。

また、ロングセラーのロッテ「雪見だいふく」は「冬に売れるアイス」を目指して、開発されたものです。これも、夏だけではなく冬を対象に「ひっくり返す」ことで生まれたヒット商品です。

これらふたつの商品は、固定観念をひっくり返すというプラスαが成功した企画の典型といえるでしょう。
これだけたくさんあると、あなたの業界でも何か考えられそうだと思いませんか? 常識にとらわれず、どんどんひっくり返してみてください。

アイデアをもっと生み出したい人は、「企画はひと言。」という本がおすすめです!

「企画はひと言。(石田章洋)」の詳細を調べる

    
コメント