アイデア会議で役立つブレインストーミングの進め方

ブレインストーミングとは、1939年にアメリカのアレックス・F・オズボーンが考案した、アイデアを出すための会議手法のことです。ブレインストーミングを行なうには、次の4つのルールがあります。


1. アイデアの質より量を重視する

人間は発想の天才でも究極のアイデアマンでもありません。たくさんのアイデアを出すことで、より良いアイデアが生まれるのです。最初から、100点満点のアイデアを出そうと静かに考えるよりも、10点でも良いから、たくさんアイデアを出していきます。そうすると、その10点のアイデアを受けて、20点、30点と、だんだん良いアイデアに近付いていくはずです。大事なことは、考えることを止めずに、全員がしゃべり続けるということです。

2. 相手のアイデアを批判しない

質より量を求めるブレインストーミングで、いちいち批判をしていてはたくさんのアイデアは出ません。批判は後回しにしましょう。それでもつい、忘れてしまい批判をしてしまうこともあるでしょう。例えば、だれかのアイデアを聞いて、「それは予算的に無理だよ!」と思ったとします。もしくは、そういう発言をしてしまった人がブレインストーミングのメンバーにいたとします。そのときは、「今のアイデアを予算内に収めるにはどうすればいいだろうね?」などというように、プラスの言い方で発言をしてあげましょう。

3. 奇抜なアイデアを歓迎する

ブレインストーミングでは、自由奔放、型破り、奇想天外のアイデアを歓迎しています。ここでは、実現性は問われません。

「難しいかもしれないけど…」
「あくまで願望だけれど…」

などといった前置きから、どんどん奇抜なアイデアを出すことが望まれます。それに、今あるモノやサービスも、奇抜なアイデアから生まれたものかもしれません。

「電話を持ち歩けるようにしたい」と言うアイデアから携帯電話が生まれたり、「電話でテレビも観たい、銀行振込もしたい」という願望から、さまざまなサービスが生まれたりしました。実現可能、不可能は置いといて、奇抜なアイデアをどんどん出していきましょう。

4. 他人のアイデアに便乗して良い

メンバーをそろえてブレインストーミングを行う場合の、最も大きな利点がこれです。他人が出した斬新なアイデアを、自分がアレンジして言うことに、後ろめたく思う人もいるかもしれません。しかし、そこは考え方を変えましょう。このブレインストーミングで出たアイデアは、個人のものではないのです。みんなのものなのです。そして、そのことを主催者は、始まる前に言ってあげることが大事でしょう。

「だれかのアイデアに便乗して、そこから生まれたアイデアも歓迎します」

という風に言われると、メンバーもやりやすくなるかもしれません。

ブレインストーミングを上手にすすめるコツ

ブレインストーミングは4つルールを守りながら進めていくと効果的です。また、ブレインストーミングを上手にすすめるコツとしては、ある程度の条件や目標を最初で示すことが大切です。たまに、ブレインストーミングのメンバーが条件や目標を知らされていないまま、アイデア出しを行なっていることがあります。そのため、たくさんのアイデアを出しても、主催者(司会者)の思った通りのアイデアではなかったり、そもそもアイデアを出すメンバーが、何を目的に考えればいいのか? が分かってなかったりします。

そこで、司会者の方から最初に、このブレインストーミングの条件や目標をある程度教えてあげることが必要になってくるでしょう。例えば、

「評判になりそうなラーメン屋さんを考えてください。予算は100万円」
「今までにない飛行機内のサービスを30個あげてください」

といった感じです。このように、条件や目標が定まれば、その中で自由な意見や活発なアイデアが生まれることでしょう。

これらのルールを守ってブレインストーミングを行なうことで、1人では思い付くことができなかったアイデアが生まれることでしょう。

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