ブレストから会議まで役に立つ! 「ラクガキ(ドゥードル)」のメリット

パソコンの前にずっと座って何か新しいアイディアをひねり出そうとしても、なかなか思いつきませんよね。画面を見つめるかわりに、ペンと紙を持って「ラクガキ」をすれば、子供の頃のように豊かな想像力が湧いてきて、クリエイティブな発想ができるようになります!そんな「ラクガキ(ドゥードル)」の定義やメリットを、サニー・ブラウン著『描きながら考える力』からご紹介します。


●「ドゥードル」とは

ドゥードル(doodle)の元々の意味は、「人の注意が他のことに向いている時に、散漫に描かれるもの」ですが、ブラウン氏は「思考の助けとなる目印を好きなように描くこと」だと定義しています。つまり、絵を描くというよりも簡単な図とキャプションの両方を使って、わかりやすく物事を図示するということです。何かをノートや付箋にメモするときや、会議でのブレインストーミング、プレゼンテーションまで使えます。

●「ラクガキ」のメリット

ラクガキには、情報を保持し呼び起こす力や、1つの問題に集中させる機能があります。また、自分で考えながらアウトプットしてビジュアル化することにより、情報の理解を助けてくれるのです。

紙にざざっと文字や○、棒人間といったオブジェクトを描き、矢印で結んだり、フレームでわけて描いていくだけでも自分の頭の中が見えるようになり、考えがどんどん先に進むようになります。また自分がわかるようになるだけでなく、他者にわかりやすく伝える能力も伸ばしてくれる効果もあります。

さらに人の話を聞く際も、ラクガキをしながら話を聞いた人の方が、記憶が残っていたという研究結果もあるのです。

●組織における「ラクガキ」のメリット

大勢の人とラクガキを共有すれば、大きなイメージを同時に描くことが出来ます。同じ項目に議論を集中させ、堂々巡りの議論を避けられるのです。会議中にみんなで描いていけば同じ話が出ないので効率化され、話し合いの内容がビジュアルで残るので、記憶に残りやすくなります。

また、プレゼンでは準備したスライドで説明しきれなかったときや質問が出たとき、ホワイトボードに描きながら説明すれば、何について話しているかが一目でわかります。もちろん、スライドを使わずにその場で描きながら説明しても、聞き手の印象に残りやすくなるでしょう。ラクガキは言葉だけでは伝わらない、無意識的なイメージも伝えてくれるのです。

今回は「ドゥードル」についてご紹介しましたが、著者はその発展型の「インフォドゥードル」を使うべきだと提唱しています。「インフォドゥードル」とは、文章や音声で述べられた内容を、言葉、形、イメージを組み合わせて表現することです。ビジネスシーンにも活かせる「インフォドゥードル」の、より具体的な練習方法や実践例などを知りたい方はぜひ本書を手に取ってみてください!

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