「コロンブスの卵」とはなにか?

ものの例えで、コロンブスの卵というものがあります。これは何を意味する言葉なのでしょうか。


誰でもできることでも難しい

コロンブスはアメリカ大陸を発見した人物として知られます。コロンブスはイタリアの航海者であり、大西洋を西に進んでアメリカ大陸を発見した人物です。しかしながら、コロンブスが最初に目指していたのはインドであり、さらにその先にあるといわれた黄金の国、ジパングでした。当時、イタリアからインドへ向かうには地中海を通ってアフリカ大陸をぐるりを回っていく必要がありました。かなり遠い道のりだったのです。そこで、大西洋をそのまま西へ進めばインドへのショートカットへの道が発見できるのではないかと思い、コロンブスは航海に旅立ちました。

発見するも…

大西洋を西に進んだコロンブスは、最初はカリブ海に浮かぶ島に到着します。コロンブスはそこをインドのそばにある島と勘違いし、そのことから現在も同地は西インド諸島と呼ばれています。やがて、さらに西へ進むことでアメリカ大陸を発見することになります。

誰でもできること

コロンブスがイタリアへ戻ると、歓迎される一方で「大西洋を西へ進めば誰でも発見できた」と悪口を言う人がいました。その人の前でコロンブスは「卵を立てることができるか」と問います。なかなか立たない卵をコロンブスは尻をつぶして立てました。「そんなことをすれば誰でもできる」という人に対し「誰でもできることでも最初にやることは難しい」と答えたエピソードからコロンブスの卵のエピソードが生まれました。確かに、シンプルなことであったとしても最初に実行に移すには勇気がいるものです。これは現在においても、あらゆる場面に共通する問いかけではないでしょうか。誰しも、あらゆる場面で「コロンブスの卵」的命題に直面しているといえるでしょう。

    
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