机はギリギリまで小さくする! JALで学んだ整理整頓のシンプルな極意

オフィスの机は大きいほうが、物がたくさん置けて便利ですよね。でも、机が大きいからといって仕事がはかどるわけではありません。それよりも、机はギリギリまで小さくするほうが仕事に集中できます。「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?」の著者である臼井由妃さんに、机はギリギリまで小さくするべき理由を聞きました。


JALで気づいた整理整頓の極意

JALの操縦体験でコックピットを見せてもらったとき、パイロットの操縦席の狭さと無駄のなさに驚きました。

「こんなに狭い所に、何百人もの命を預かるのに必要な機器がすべてそろっているなんて、すごい!」

と、感動しました。そして、ひらめいたのです。

「オフィスの机も、コックピッドであるべきだ」

手が届くところ、目が届くところに必要な物がすべてそろっていて、きちんと把握できている。瞬時に物の所在が分かる状態が、「机の理想」。

「何番目の引き出しの、手前から何冊目のファイルの何枚目に、今必要な書類が入っているのか」。

これがすらすら言えるようでなければ、整理ができているとは言えない、と気づいたのです。  

見た目は美人、中身はブスの机になっていないか?

机の上は片付いていても、引き出しには資料や書類を無造作に詰め込んでいる。

仕事の場には相応しくない「あめ」、「レストランのサービス券」、書きかけの「伝票」や精算せずにため込んでいる「領収書」や「レシート」、インク切れの「ボールペン」、かろうじて使える同じ色の「マーカー」が何本も入っている。

当時の私の机は、こんな状態でした。コックピットを見てはじめて、自分の机が「見た目は美人、中身はブス」だと気づいたのです。

「机を見れば、その人がどれだけ仕事に対して神聖な気持ちで取り組んでいるかが分かります」

こんな風に社員に訓示までしていたのは、一体なんだったのでしょう。物が多すぎると、収納法とか整理法が生まれます。

物を少なくすれば本来、整理整頓というのは「捨てるか、元の場所に戻せばいい」だけのこと。片付けなんて、すぐに終わります。時間活用に知恵を絞っているのに、「探し物」のために、自ら時間泥棒になっているというおかしな状況を回避できるのです。

自分のことを整理好きだと思っていたのですが、「まとめるのが好き」でした。整理魔なのに、「生産性」は低かったのです。

社長の机というと社員よりも一回り大きく、堂々としていて見るからに「立派」な机にすることが多いものですが、大きい机は引き出しも多いですから、それだけ物をため込んでしまうことになります。これは、探し物の温床です。

可能な限り小さな机にすることで、物事の取捨選択能力が磨かれ、自分がやるべき仕事に集中して取り組むことができます。

机を小さくする以外にも、「本屋で待ち合わせをする」など、ちょっとしたひと工夫で、できる人へと成長していきます。臼井由妃さんの著書「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?」を読んで、成長するひと工夫を学んでみてはいかがでしょうか?

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