ダブルチェックしてもミスするのはなぜ? チェックする人が増えてもミスをしてしまう理由

絶対にミスができない仕事(赤ちゃんの取り違えを防ぐためのタグ付けや、人の命に関わるような確認作業など)は、ヒューマンエラーを防ぐためにダブルチェックをすることがあります。何人もの人がチェックをしているので、理論上「ミスはゼロ」になるはずですが、それでもミスが発生します。なぜ、チェックする人が増えてもミスをしてしまうのでしょうか? チェックする人が増えてもミスをしてしまう理由を、仕事のミスを防ぐコツをまとめた話題の本「ミスゼロ仕事の片づけ・整理術(日本能率協会マネジメントセンター )」より紹介します。


境界線のスキ間を埋めていない

「チェックしていると思ってきちんと確認していなかった」
「○○さんがやってくれると思っていたのに」

複数人でチェックをすると、上記のようなチェックのヌケ・モレが発生することがあります。チェックのヌケ・モレが発生する理由は、たいてい、だれが、どのチェック作業を担当するかを整理できていないからです。

「○○さんがやってくれるだろう」「きっとだれかがチェックしているはず」という希望的観測から確認を怠った結果、だれもそのチェック作業をせず、ヌケ・モレが生まれてしまうのです。

担当範囲を決める

複数人でのチェック作業のヌケ・モレを防ぐために大切なのは、「これはだれがやる」という作業の分担・担当範囲を決めておくことです。分担方法は、プロセスごとに分担する場合と役割ごとに分担する場合が考えられますが、どちらの場合も、ヌケ・モレが生じやすいのはそれぞれの境界線です。

たとえば、プロセスごとにチェックを分担する場合は、前工程から後工程への引き継ぎ部分に空白が生じやすくなります。また、役割ごとに分担する場合は、仕事が重なる部分に注意が必要です。境界線付近での発生しそうなチェック作業を細かく洗い出し、担当を割り振るようにしましょう。

ポイントは想像力

チェックのヌケ・モレを防ぐポイントは想像力です。どんなチェックのヌケ・モレが生じる可能性があるのか想像し、それらを一つひとつつぶしていくのです。

ダブルチェックをする際は境界線のスキマに注意しましょう。このように、仕事のミスは意識をしていても発生しがちです。仕事のミスが多い人は「ミスゼロ仕事の片づけ・整理術」を読んでみてはいかがでしょうか?

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