「コミュ力が高い=しゃべるのが上手」はウソ

就職活動や企業内でもコミュニケーション能力が重要視される昨今。「話し上手」や「雑談力」に関する書籍がたくさん出版されています。そのような流れを受けて、「コミュニケーション能力が高い=しゃべるのが上手」と結びつけてしまいがちな風潮になっています。

しかし「しゃべる」「話す」ことだけが、本当にコミュニケーション能力の指標になるのでしょうか。


■コミュニケーション能力が高い=しゃべるのが上手?

現在、社会には「コミュニケーション能力が高い=しゃべるのが上手」という既成概念があります。気軽に誰とでも打ち解けられ、初対面でも雑談を続けられ、ときには芸人さんのような面白いことも言えるような「しゃべくり名人」を理想とする人も多いのではないでしょうか。

しかし、そのように話すことが得意な人もいれば、苦手な人もいます。確かにトレーニングを重ねれば「しゃべくり名人」に近づきますが、それは本来の自分でしょうか? おしゃべり上手な自分を演じ、それによってエネルギーを使ってストレスを溜めていないでしょうか?

人にはそれぞれ、その人に適したコミュニケーションの取り方があります。「伝える」ことが目的のコミュニケーションの1つに「会話」があるのです。「しゃべりが上手い」というのは、あくまでコミュニケーション能力の1つが秀でているということなのです。

■無理にしゃべらなくてもいい

「話し下手をなんとかしなくてはいけない」「しゃべれないとダメだ」と思う方もいるかも知れません。しかし、会話が苦手だからといって「しゃべくり名人」の真似をすることはありません。しゃべらなくても通じる自分にあったコミュニケーションの取り方、つまり「しゃべらない技術」を身に付ければいいのです。

■しゃべらない技術 ~シンプルの法則~

しゃべらない技術の1つに「シンプルの法則」があります。例えば、プレゼンをするときに、あれもこれもと言いたいことを詰め込んでしまうと、聞いている方にとっては結局何が言いたいのか不明確になり、かえって伝わりにくくなります。そこでシンプルに、プレゼンで言いたいことを1つに絞る。すると、聞き手にも言いたいことが明確になる上、プレゼンで話す時間が少なくなります。つまり、話す必要がなくなる=しゃべらなくて済むのです。緊張する時間も減って一石二鳥です。

石田健一著『しゃべらない仕事術』では、著者の経験に基づく「しゃべらない技術」を紹介しています。内向的な性格の持ち主は、自分に無理をさせるのではなく、本来持っている強みを認識しながら「行動」「視点」を変え、相手に確実に伝わるコミュニケーションの技術を学びましょう!

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