仮説をうまく使いこなして論理的思考力を高めよう! 仮説思考4つのメリット

仮説思考をうまく使いこなせるようになると論理的思考力を上げることができます。仮説思考4つのメリットを紹介します。


■仮説思考のメリットその1「仕事のスピードが上がる」

仮説をうまく使いこなせるようになると、仕事をこなすスピードが速くなります。作業が速くなるという意味ではありません。経営上の課題で何が本質かを見つけだしたり、整理するのが早くなるのです。あらかじめ答えを見つけてから検証するため、その答えが大幅に間違っていないかぎり、闇雲に調べたり、証明するのとはスピードにおいて格段の差がつきます。逆にいえば、仕事において目標となる期日は大体決まっていることが多いので、そこから逆算していついつまでには課題を発見し、その証明をいつまでに行ない、そして解決策をつくるための日数はこれくらい、と読めるようになります。そのスケジュールに基づいて仕事をしようとすれば、仮説思考が最も効率がよくなります

■仮説思考のメリットその2「仕事の質が上がる」

仮説思考の2番目の効用は、仕事の質が高くなることです。仕事イコール作業であるならば、実はスピードを上げるということは手抜きにつながりかねないので、必ずしも仕事の質には直結しません。ところが、仕事には作業以外に、意思決定をするという大事な要素があります。意思決定の質を高めるという意味で、仮説思考はきわめて重要な役割を果たします。ひとつにはあらかじめ仮説を立てて、それを検証するというプロセスを繰り返すことで、仮説の精度が上がり、間違いが少なくなるという利点があるからです。つまり、意思決定の質が上がるのです。もうひとつの利点として挙げられるのは、常に限られた時間の中で答えを出すことで、情報が不足している段階で問題の真因を探り、解決策を模索していく力がつくということです。同じ現象や課題に直面しても、人より早く、正確に答えにたどり着けるのです。

■仮説思考のメリットその3「組織能力を高める」

仮説や検証を組織全体で共有化できれば、個人の学習に比べて効果ははるかに大きいですよね。仮説思考を応用することで企業の組織能力を飛躍的に高めることができます。成長できる組織になるには、仮説・検証で得た学びを組織で共有化することです。仮説思考の重要性を組織の共通認識とすることで、仮説で議論できるカルチャーが企業内に生まれます。問題に直面したときにも、情報を収集分析して意思決定するのではなく、まずは仮説を立て、走りながら検証し、解決策を模索する組織に生まれ変わることができます。

■仮説思考のメリットその4「先見性と決断力が身につく」

仮説思考は、まず全体像から入って、必要な部分のみ細部にこだわります。こういう取り組み方を続けていけば、物事の全体をつかむ力が確実に向上します。これらを併せもつことで、リーダーに欠かせない先を読む力である「先見性」と、少ない情報で意思決定する判断力である「決断力」が身につきます。

あなたも仮説思考を身につけて、論理的思考力を高めましょう。

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