習慣化が鍵。「なぜ」を聞く習慣で論理的思考力を身につけよう。

ビジネスはロジックが命。数字の裏付けが無い企画書は役に立ちません。それと同様に「why?」と聞かれた時に答えられないビジネスマンの価値は無くなってきています。もしくは既に無いのかもしれません。そんな状況の中、周りを見渡してみると意外にも「why?」と聞かれた時、即座に答えられる人は中々いないのではないでしょうか。今回は「why?」はなぜ必要なのかをご紹介します。


■何にでも存在する「なぜ?」

私たちの世界はなぜというものに囲まれています。たとえなぜが無くても、それは私たちが説明できていないだけで、存在するあらゆるものには理由があります。

また、存在する理由は1つに限りません。例えば光は、物を識別するためだけに存在するのではなく、物を温めるためにも存在します。植物にとっては、成長するためのご飯でもあります。全てのものには存在する理由があるのです。

■なぜ企業理念が存在するのか?

話をビジネスに持って行きましょう。企業には「経営理念」や「創業理念」があります。これらは、「この会社がなぜ存在するのか」に対する答えであり、この会社が「社会に対して何をしたいのか」とアピールする手段でもあります。

例えばソニーの場合、「国民科学知識の実際的啓発」が創業目的の1つです。実際に製品を作り消費者を啓発するのがソニーの役割で、それを体現したのがウォークマン。かつて音楽は家から持ち運べないのが当たり前の時代があり、そこでソニーはポータブルプレイヤー「ウォークマン」を開発しました。当時はこんなに便利なものがあるのかと驚くと共に、科学はこんなことを可能にするのかと感心したものです。

音楽を家から持ち出せる時代を当たり前にしたソニーは、ウォークマンで国民を実際に啓発したのです。啓発された国民が立ち上げた会社で、今ではソニー以上に有名な会社があります。それはAppleです。元AppleのCEOのスティーブ・ジョブズ氏はAppleのお手本としてソニーを用いていました。

■なぜ個人が「why?」に答えられる必要があるのか?

この話を個人レベルまで落としてみるとこういうことが言えると思います。「なぜを突き詰めることで、ものごとのロジックが一本につながり、よりシンプルになる」と。

また、なぜに答えられるということはお客さんに説明できるということ、つまり説得できるということです。今の時代は世界中が不況で、人は無駄なことをしたがりません。何をするにも理由を欲しがります。そういった状況の中、なぜという問いに答えられるということはそれだけで価値がありるのです。

とは言え、中々身に付けるのが億劫です。そういうときは「自分にwhy?」をちょっとずつ意識していくのをオススメします。日々の行動から頭に入れて行動すれば知らずの内にロジカルシンキングが身につきます。これからの時代を生き抜くに必要な大事なスキルの1つなので、是非身に付けたいものです。

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