就活生も使い始めているフェルミ推定って何?

外資系企業やコンサルティングファームなどの面接で主に使用されることで、日本でも耳にする機会が増えたフェルミ推定。そもそも、フェルミ推定とはどのようなもので、なぜフェルミ推定のような考え方が必要なのでしょうか。


■そもそもフェルミ推定とは?

フェルミ推定とは、「アメリカにガラスはいくつあるのか?」「東京都に電柱はいくつあるのか?」といった、把握することが難しい問題に対して、短時間で推定ロジックを組み立てて概数を導きだすという問題のことです。論理思考を重視するような、コンサルティング会社や外資系企業の面接で用いられることが多く、就職活動を前にした学生の地頭の良さを測るのにしばしば使われます。

■地頭力とは

「地頭が良い、悪い」という表現を耳にすることが多いですが、地頭の力とは一体何なのでしょうか。一般に地頭力とは、論理思考力・直感力・知的好奇心を土台として持ち、それらを仮説思考力・フレームワーク思考力・抽象化思考力をもって活用する力と定義できます。フェルミ推定の問題は正確な答えを出すことよりも、答えを導きだすまでの論理を重要視するため、地頭力を鍛えるために有効な手段であると言われています。

■フェルミ推定を学ぶべきビジネスパーソン

フェルミ推定の考え方は非常に重要です。フェルミ推定を学ぶべきビジネスパーソンとはどのような人でしょうか。

「検索エンジン中毒者」

「検索エンジン中毒者」は、考えるよりも先にgoogleの検索ボックスにキーワードを入力し、検索結果を鵜呑みにしてそのまま答えとしてしまいます。「検索エンジン中毒者」にとって必要な訓練は、仮説を立ててから情報収集や分析を行う習慣をつけることとなります。

「情報コレクター」

「情報コレクター」は、情報を集めに集めてからでなければ仮説を立てられないタイプの人。どんなに少ない情報でもその時その時の判断で仮説を立てられる訓練が必要になります。

「経験至上主義者」

「経験至上主義者」は、自分の経験のみを行動の拠り所とし、他人から学べることは無いと考えるタイプの人。このタイプの人には、自分が特殊な存在でないことを理解し、事象を一般化・抽象化して応用力を付ける訓練が必要です。

周りを見渡しても、こうしたタイプの人は多いのではないのでしょうか。そのため、フェルミ推定を通して、数少ない情報からでも事象を一般化・抽象化したロジックを組み立て、仮説を立てることができる訓練を行うことが意義深いのです。

地頭力を鍛えることはどんな業種でもメリットとなります。フェルミ推定など論理思考力を鍛える訓練をしてみてはいかがでしょうか。

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