読み力と地頭力を鍛える

読書体験にはどのような意味があるのでしょうか。単に文章を読むことによって楽しみを得るといったシンプルな目的もありますが、自分自身を向上させるために読書を用いるという人もいるでしょう。

読む力をつける

西岡壱誠による『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書 』(東洋経済新報社)は、現役東大生である著者が記した読書論です。著者はもともと偏差値の低い学校から東京大学受験を志し、見事合格を勝ち取った人物です。そんな著者の読書体験は、どのように知識を身につけていくのかといった部分に着目したものであると言えるでしょう。

どのように読むのか?

本書では読書の方法が記されています。読み込む力を劇的に上げるための仮設作り、一言で整理する力をつける整理読み、多面的なモノの見方を身に付ける検証読みといったものですね。さらには、本は読んだ端からすぐに忘れていってしまうということもよくありますが、それをずっと覚えているためにはどうすればいいのかといった議論読みといったものがあります。いずれも受験勉強のテクニックとして役立つことはもちろん、日常生活においても、あらゆる場面で役立つでしょう。

そもそも論の読書

目的に合わせたさまざまな読書の方法をお紹介している本書は、読書好きにはもちろん、読書初心者の方にも非常に役に立つのではないでしょうか。読書をしてみたいのだけれども、そもそもどのように読めばいいのかわからないといった段階で留まっている人にとってもおすすめの本だといえます。